【3月10日 月曜日】
5キロほどランニングして、
14時半、渋谷へ行った。
ただ、なにをしに行ったかは覚えていない
〝渋谷へ行った〟
そんな曖昧すぎることをなぜ書くんだという感じですが、日記ブログなので書かざるを得ないのです。
14時半、渋谷へ行った。
そして、渋谷のどこかで「流星ワゴン」を読み、21時頃、帰宅した。
この空白の時間が、怖くて仕方がないのです。
いつも自分で書いたメモだけを頼りにこのブログを書いているのですが、なぜか、この日は断片的にしかメモに書き写していないのです。
「5キロランニング、渋谷、流星ワゴン、21時帰宅」
あまりにも断片的すぎて、何かのダイイングメッセージのようにも見えてきたのです。
ー ランニング中 ー
目の前にワゴン車が停まった。
興味本位なのか、何かに導かれているのか、ボクはそのワゴンの中を覗く。
すると、そこは渋谷だった。
なにが起きているのかわからなくなり、ボクはもう一度そのワゴンの中を覗いでみた。
渋谷。
やっぱり、そこにはいつも以上の渋谷でも、いつも以下の渋谷でもなく、いつも通りの渋谷が広がっていた。
そして、ボクはその渋谷の中へとなんの躊躇もせず足を踏み入れる…。
ー 渋谷 ー
ハッと目が覚め、ボクは自らの目を疑った。
そこは、見覚えのあるボクの部屋だった…。
ー 21時、帰宅 ー
嗚呼、渋谷でなにがあったというんだい。
ジーザスですぜ、これは。
もう、こんな謎の空白の時間を解けるのは、相棒の右京さんしかいないのではないでしょうか。
なので、この日のことは右京さんに任せて、ボクは帰宅したところから書きたいと思います。
すみません。
そして、帰宅して録画した番組を視聴。
「探偵ナイトスクープ」
〝開かない醤油さし〟
もしかしたら、すぐに開いてしまう可能性がある…ということで玄関先から時間を測りながら。
が、玄関での無駄ばなしが永遠に続きます。
そして、時間がどんどんと過ぎていき…。
と、その演出だけでこれが〝すぐに開いてしまう〟ということがわかり、その醤油さしまで全くたどり着かないのがめちゃくちゃ面白いのです。
普通ならば、お蔵入りしてしまっていてもおかしくないぐらいの依頼を、演出のチカラだけでめちゃくちゃ面白くしているのです。
しかも、結末は案の定、
「依頼者が帰ってくる前に開いてしまう」
さらに、開いてしまった時の探偵の田村さんの嘆きの叫び、
「まだ開いたらあかんのにー!」
そこで会場は爆笑に。
しかも、その何分後かに依頼者が帰ってきて、
「あれ、開いたの?」
とキョトンとする感じも、リアルな演出でめちゃくちゃ笑ったのでした。
〝ヤギを飼いたい母〟
ヤギを異常なほど愛す母親に、娘さんが家で飼わせてあげたいという依頼。
で、依頼者の元へ行ったら、
〝旦那さんがヤギ似〟
すると、それを探偵さんが母親に〝ヤギ似だとわかったうえで結婚したのか〟と言及すると母親は、
〝図星 ‼︎ 〟
てなテロップが出てるんじゃないかというほど図星な表情を。
この人、どれだけヤギが好きなんだよ、と笑ってしまった。
そして、ヤギを飼うのを反対していた父親の許可をなんとか得て、一日だけという約束でヤギを飼うことに。
すると、ヤギと散歩したり、ヤギにヤギのお話を聞かせる母親。
暗い部屋で、ヤギにヤギのお話を聞かせる女性。
ものすごい危険な匂いがするはずなのに、なぜか愛に満ちていた。
最後はヤギとの涙のお別れ。
笑った。
で、そのあとは、
「にけつっ!」「オンバト」
などを見て、また『流星ワゴン』を4時頃までガムシャラになって読んだのでした。
そして、寝ました。
では。
ー 明日ライブが御座います ー
宜しければ、下北沢へどうか来てくださいー。
『近藤商店』
3/25(火)
開場:18時半 開演:19時
前売:900円
場所:しもきた空間リバティ
出演:アッチャンズ、松下ひもの、ジャンふじたに、かんし、ケチャップリン、真心タッチ、トリグミ、ザ・プレジデント、熊川シュウワ、シェパード太郎