〝虎穴を入らずんば、虎子を得ず〟

今日は、こんなことわざを目にして、ちょっと考えてみたいのです。

このことわざは、虎の穴に入るような危険をおかさないと、虎の子のような貴重なものを得ることは出来ないという意味のことわざらしいです。

 
なるほど、危険を顧みないと何も得れないということか。
 
そこで、この〝ことわざ〟に習い、今日は調子にのって女の子とのデートにちょっと背伸びしたお店を予約しました。
 
まさに、僕からすれば虎の穴、さらに、今日行く店はまさにその名も「とら」さん。
 
お知り合いの俳優のRIKIYAさんという方に紹介してもらい、いつもご馳走になるばかりだったのですが、今日は女の子を誘うということで無理してそちらへ。
 
で、いざ、お小遣いを握りしめて、お店へレッツゴー!
 
すると、お店に到着する寸前、女の子からメールが来ました。
 
「ゴメン!今日…急な用事が出来てしまって…」
 
なんと、ドタキャンされました。
 
しかし、、、お店には予約の連絡をしています。

そんなワケで、1人でお店に行き、顔を真っ赤にしながら一人で飲みました。
 
「なんか…風邪で来れなくなったらしくて…」
 
そんなバレバレすぎる嘘をつき、さらに、居ても立っても居られず、超安いご飯を食べるとサクッと帰ってきました。
 
「あいつ…なんだったんだ…」
 
お店の人はそう思ったに違いありません。

帰路、そのすべての思いを込めて、ブックオフで大量にやけ買いしました。

そして、朝覚えたばかりの〝ことわざ〟をもう一度よく考えてみました。
 
〝虎穴を入らずんば、虎子を得ず〟
 
そう言えばこの〝ことわざ〟…虎の穴に入ったあとのことは教えてくれてないな…
 
結果、僕の場合は虎の穴に入り、否、「とら」の料理を赤面しながら一人静かに食べた、というのがオチなのでした。
 
では。