星の王子さま 三宅健さま | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

健ちゃん、にこ健更新、ありがとう。



植物は女と一緒。と言ったのは誰だっけ?



星の王子さまは、花は弱いから無邪気だから身を守るために棘があるんだって言ってたね。



僕はあの花のおかげで
いい匂いに包まれていた。
明るい光の中にいた。

だから、僕は
どんなことになっても
花から逃げたりしちゃ
いけなかったんだ。

ずるそうなふるまいは
してるけど
根は優しいんだ
ということを
汲み取らなけりゃ
いけなかったんだ

花のすることったら
ほんとに
とんちんかんなんだから


だけど
僕は
あんまり
小さかったから

あの花を

愛する

ってことが

わからなかったんだ

(星の王子さま 内藤濯訳 )





星の王子さまは、花をほんとに愛してたけど、花と真面目に向き合いすぎて、花に翻弄されて、疲れて、逃げ出してしまった。


だけど、我らが星の王子さま健ちゃんは、逃げ出したりしない。ほんとに愛するってことを知っているから。


健ちゃん、ほんとに愛するって、どうすることですか?


花は、愛の対象の比喩。

だとすれば、ファンにとっての花は、あなたたちです。


健ちゃん、ほんとに愛するって、どうすることですか?


そもそも、花はそれを求めてくれていますか?