継続は力なり 5 プレゼント | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

長野くんのスウェットパンツのゴムの部分をめがけて、えいっ!とマッハで両手を伸ばした。


ゴムに指が触れた瞬間、長野くんが激しく振り向き、ゴムにかけた指がスウェットパンツから外れそうになった、その時だった。




サッ!と



俺の下半身に風が当たった。



え⁇


俺は咄嗟に両手を離して、急にスースーした下半身を確認しようと俯いた。


そこには…


俺のギャランドゥーと


……ギャランドゥーの延長(俺は園長)と


……男の象徴が



は⁇


振り向くと、


剛くんがお姫様の手にキスするときの王子様みたいに片膝立てたポーズで、


両手で俺のスウェットパンツを下着ごとちょうどお尻が全部見えるところまでずり下ろしてしまっていた。


「……⁈」


慌てて前を見ると、博が目を丸くして俺の顔を見て、それから俺の下半身に目を移した。


サッと両手で前を隠した瞬間、

博の驚きの顔がクシャッと崩れて笑顔になった。

「アッハッハ…!なぁにやってんだよ〜っお前らっ!」


って博が声を上げて笑うと、坂本くんも白い歯を見せて天を仰いで笑った。


健くんがめちゃくちゃ嬉しそうな顔をして、


「長野くん、お誕生日おめでとう!俺たちからのプレゼント」


って言うと、剛くんも嬉しそうに笑いながら前に回って俺の象徴を見ようとする。



「ちょっと!…勘弁しろよもう〜っ‼︎」


「俺たちからって剛と健から?」

って博が聞くと、


「と、岡田。カミセンから」


って健くんがサラッと言った。


「聞いてねーよっ‼︎」


「「ってか、いらねーっ‼︎」」


って坂本くんと博が声を揃えて手を叩いて笑い合う。


「久しぶりでしょ?岡田のおてぃんてぃん見たの何年ぶり?」


って健くんが博たちに笑いかける。


嬉しくねーだろっ///



「感慨深いよね。あんなにちっちゃかったのに」


って剛くんが腕組みしてボソッと呟く。


「え?ちっちゃいって何が?年齢の話?」


って健くんが聞く。


「いやだってさぁ…お弁当に入れる皮なしウインナーみたいなさ、あ、皮は…どうだっけ?」


って剛くんが言って、健くんが剛くんの頭を叩いた。


みんなが爆笑する中、俺がスウェットパンツを上げようとしたら、


「なにやってんの?」


ってイノッチの声が…。