ふたり 2 うち来る? | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

「ののちゃん…俺もののちゃんのこと、好きだったよ。ってか…好きだよ。今も。ずっと…」


ののちゃんの目を見る。

ののちゃんの目から大粒の涙がこぼれ落ちる。

「わぁぁ…ん」

ってののちゃんがカウンターに突っ伏す。


な、泣き過ぎ…。

俺はマスターに目配せして勘定を済ませると、泣きじゃくるののちゃんの肩を抱いて、

「場所…変えようか…」

って囁く。


とはいえ…

人目につかない場所…




「ののちゃん…うち来る?」



ハンカチで目を押さえたままのののちゃんの肩がビクッとする。



ダメだよな。やっぱ。




「…お邪魔します」



はいっ⁇


えっと…///…いいのか?



「…じゃあ…行こっか…」




なんか…いいのかな。この流れ。

と言いつつ、部屋の散らかり具合や風呂やベッドのあたりが綺麗になってたか、瞬時に思い浮かべるスケベな俺。

いやいやいや…///