カミセンの体育祭 4 じゃあチューは? | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

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V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

宝「え~~っ⁉︎」


条「やっぱダメだダメだ。却下」


件「なんでだよっ」


条「だってお前そんな抵抗ねーだろ!一回やってるし」


宝「つか、高校生んときもやってなかった?」


件「やらされたのっ!」


条「いや、喜んでた喜んでた。ちょっと楽しかっただろ?」



件「…ちょっとね」


件が条を上目遣いで見て照れたように笑う。



宝「じゃダメだ。もっと絶対やりたくないのにしないと」


件「お前、自分で自分の首絞めることになるよ?」


宝「…言っとくけどー、俺、速いよ?ラグビーもやってたし」


条「お前はいつ音楽の免許とったんだよ!」


件「ほんっとに音楽の先生かよ!」


宝「走って闘う音楽教師♡」


条「HTO」


件「なんで略すの?」


条「AKBだから」


宝「それ言うなって!」


件「じゃ負けたふたりでAKB全校に披露」


条「踊るの?」


宝「いきなり無理でしょ。練習しないと」


条「やだよそんなのめんどくせー。その場で一発で終わるのにしようぜ」




「じゃあ、チューは?」

声のする方を見ると、ドアを開けて校長がニヤニヤしながら立っていた。