「朝ズバッ!」を卒業します | 経済評論家・政策アナリスト 池田健三郎オフィシャルブログ「健々囂々」(けんけんごうごう)Powered by Ameba

「朝ズバッ!」を卒業します

4月が希望に満ちた「出会いの季節」であるとすれば、その前すなわち3月は「別れの季節」ということになります。

さて既にご案内の方も多いと思いますが、TBSの朝のニュースショウ「朝ズバッ!」が今月末を以って終了となります。番組自体は、2005年3月28日にスタートして以来、8年半にわたる長寿番組となりました。

これに伴い池田健三郎も、2010年4月以来の4年あまりに及ぶレギュラー・コメンテーターを卒業することになります。まずもって、これまで「朝ズバッ!」をご贔屓にして下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

私が初めて仕事としてテレビ出演したのは、「みのもんたの朝ズバッ!」でした。最初の仕事は2005年の番組スタート直後の郵政民営化に関する番組スタッフへのレクチャーと番組内での解説でした。その後も、郵政民営化や国の財政問題などでたびたびコーナーゲストとして出演させていただき、それを契機に他の番組の仕事も増えていきました。

当時の私はまだ30歳代ということで、経済アナリストとしての社会的信認などはまったくありませんでした。そのような私に少なからずチャンスを与えていただいたお陰で、今日の私があることは疑いようもありません。

仕事の量が増えるにつれ、個人でメディア出演のマネジメントを継続することが難しくなってきたときに、現在の所属プロダクションである三桂を紹介して下さったのも、当時「朝ズバッ!」のディレクターを務めておられた方でした。

この間の思い出を挙げればきりがありませんが、敢えて1つに絞るとすれば、あの東日本大震災のときに、MCである、みのもんたさんが被災者の心に寄り添い、現地の生の声を全国に届けようとしていた真摯な姿を忘れることはできません。

というわけで、去る3月1日(土)の夕刻、TBSの近くにある会場で、みのもんたさんはじめ、すばらしいコメンテーターの皆様や、高い士気を誇るスタッフたちが一堂に会して盛大に「謝恩会」が行われました。写真はそのときの会場に掲げられたパネルです。会は非常に盛り上がり、涙と笑いの絶えない、記憶に残るものとなりました。場所を移しての2次会、3次会も深夜まで続き、皆で名残を惜しみました。

さて、私の今月の「朝ズバッ!」出演は、本日3月3日(月)と10日(月)、そして最後が24日(月)の3回となります。

これまで一度も休んだことはありませんでしたが、17日(月)だけは、海外出張のため、初めてお休みをいただきますのでご了承下さい。

今月も力いっぱい頑張りますので、みなさま最後の最後まで、ご声援をよろしくお願い申し上げます。