衆院選公開討論会 神奈川17区 | 経済評論家・政策アナリスト 池田健三郎オフィシャルブログ「健々囂々」(けんけんごうごう)Powered by Ameba

衆院選公開討論会 神奈川17区

国会では衆議院で麻生内閣不信任決議案が否決、参議院で麻生総理に対する問責決議案が可決したことを受け、事実上の選挙モードに突入しています。


神奈川県内では青年会議所のみなさんを中心に、17の小選挙区で公開討論会を開催しようとの動きがみられ、わたくしもOBのひとりとして、及ばずながら協力させていただくことにしていますので、ご依頼があれば、スケジュールが許す限りで討論のコーディネーターを担当させていただくことにしています。


きょうは県下における討論会の先陣を切る形で、神奈川17区(小田原市など県西部)の公開討論会が社団法人小田原青年会議所の主催で行われ、約800名もの有権者の出席を得て19時から21時まで行われました。


この選挙区は河野洋平衆議院議長が今期限りでの引退を表明したことを受け、これまでに立候補を表明している新人4名(自民、民主、諸派<幸福実現党>、無所属)が全員揃って出席され、それぞれの立場から自論を直接有権者に語りかけました。有権者も候補予定者本人を同時にみて、声を聴き、政策を比較し、人柄に触れる機会をえることができたので、よい機会になったものと思います。


討論の中身については、いろいろなご意見があるでしょうが、すべて新人による討論会であることや、未だに各党がマニフェストを公表していないので、パネリストは党の政策ではなく個人的意見を述べるにとどまらざるを得なかった点は致し方ないと思っています。


今後、こうした公開討論会が、全国300の小選挙区の1箇所でも多くの場所で開催され、それを機に有権者の政治参画の意識が高まり、先進国中最低と酷評され続けている投票率が少しでも高くなることを願っています。



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