念願叶って諏訪大社に行って参りました。

今は亡き弘前高校の先輩長部日出雄さんの『神と仏の再発見 カミノミクスが日本を救う』津軽書房(2014)に感化を受け、この本に紹介されている長部さんの足跡を辿ってみようと思って始めたのがきっかけです。

 

長部さんは出雲大社、諏訪大社の文化は縄文文化であると喝破され、長く続く「御柱祭」は日本に古来住んでいた縄文人が、大陸から渡ってきた弥生人に国譲りした時の鎮魂の祭りであると書いています。

 

諏訪大社には上社(本宮と前宮)、下社(春宮と秋宮)があり、上社に祀られているのは建御名方命、八坂刀売命で、下社は建御名方命、八坂刀売命、八重事代主神。建御名方命は大国主神の次男で、八重事代主神は長男。国譲りの迫られた時に、建御名方命は最後まで抵抗し、この地に閉じ込められたというわけです。八坂刀売命は建御名方命の奥さんです。

 

歩いて見ると、神社には確かに1宮あたり4本の御柱で囲まれて神域を形成していました。

また、御柱が次々と坂を下る「木落し」の現場に行ってきました。傾斜角35度という坂は、上から見るとまさに弾劾絶壁。ここから大木に跨って坂を降るというのですから、毎回のように死者が出るのもうなづけます。

 

古くは804年桓武天皇の御代から行われたきたというこのお祭り。

日本に古くからいた縄文人のルーツが科学的に解明されるにつれ、出雲大社、諏訪大社に息づく縄文文化もその意味が見直されつつあるように思います。

縄文文化はまさに日本のルーツなのです。

 縄文文化の色濃く残るこの北東北の地で、とても考えさせられるストーリーなのです。