※画像は本作DVDジャケット
憲さん、「内戦」について考えようと思い、「スペインの内戦」を描いたフランス映画『戦争は終わった』がちょうど図書館のDVDの棚にあったので借りて観てみた。
以下、サイトの説明の継ぎはぎ丸写し。
本作はフランス・スウェーデン合作。1965年にフランスの巨匠アラン・レネが監督した作品で、スペインのフランコ政権下で仲間の一斉検挙を優う活動家の物語である。スペインの元活動家ホルヘ・センプランが自身の体験に基づき、見果てぬ理想と自由のために戦う強い意志を鮮烈に描き、67年キネマ旬報外国語映画ベスト第3位になった傑作である。
原題は「LA GUERRE EST FINIE」で、これは「戦争は終わりだ」と訳すのがよい。過去形ではなく、現在形だ。「戦争は終わりだ」と書くと、「戦争は現在はまだ終わっていない」という含みを持つ。この映画は実際、戦争はとっくに終わったのに、まだ地下で活動している人たちの物語で、スペインをフランコ政権から自由な国として開放しようとパリで名前を偽って生活している
物語は1965年4月、仲間の旅券でスペインからフランスの国境を越える革命家ディエゴ。
当局の一斉検挙を仲間に知らせる帰国である。革命家の娘とひとときを過ごし、妻のいる家に戻るが母国スペインと革命運動家の仲間から逃げられないディエゴを見て妻は彼と行動を共にすることを誓う。
数時間後、ディエゴをまじえて最高会議が開かれた。その結果、ひとり国境を越えてきたディエゴの行動は軽率だと批判され、休養を命じられた。しかし、家へ帰ってみると、情勢急変のため、明日バルセロナに出発せよ、という命令がはいっていた。何の説明もなく急変の指令を発する革命運動の指導者たちに、ディエゴはやり場のない怒りを感じるのだった。四月二十日、火曜日。朝、ディエゴはナディーヌたちのグループと会った。彼らは〈革命的行動〉というレーニン集団だと名のり、ディエゴたちの行動を修正主義だと鋭く批判した。彼らのあまりに子供らしい意見に、二十五年間も運動に従事しているディエゴは怒りを感じ、昨日、彼らから爆弾だといわれてあずかったものはプラスチック製だったと告げて、ひとり立ち去った。彼は再び車でスペインに向った。その頃すでに警察では彼の正体をつきとめていた。彼を再びパリに戻すべく、マリアンヌがオルリー空港からバルセロナに向って飛びたっていった。
参考
↓
【戦争は終った】
個人ブログの映画評
いや~、退屈な映画である。
『夜と霧』『去年マリエンバートで』の巨匠アラン・レネが監督、イヴ・モンタン主演なので期待してみたが、うだつのあがらない中年活動家が活動の合間にセックスばかりしているという話。
これは、この原作のホルヘ・センプランがいかに「俺はモテたか」を書きたいがためにつくられた映画なのか?と疑ってしまう!
というか、フランス映画とはこういうものなのか?
(´Д`)=*ハァ~
参考
↓
【アラン・レネ】
【イヴ・モンタン】
【ホルヘ・センプルン】
そして、何よりも閉口なのはこの映画の主人公どこでもかしこでも煙草を吸いまくるのである!
部屋の中でも外でも!
それも矢継ぎ早に!
まさにチェーンスモーカーそのものである。
それが演出であれはこの役者の健康が心配になってくるほどである!
そして、極め付きは映画の中で煙草の吸殻を道端に投げ捨てる!
道徳の欠片も持ち合わせていないのだ!
革命を語る前に喫煙マネーをどうにかしろ!と言いたいね!
まったく!
腹が立つから途中で観るのを止めてしまった!
ということで、この映画2021年カンヌ国際映画祭のカンヌクラッシックでも上映された名作だそうだが、憲さんにとっては「観るに耐えない」映画であった。
誰かこの映画観たことある人は、この映画の面白いところを是非とも教えていただきたい!
そういう映画でした。
どーよっ!
どーなのよっ?