シチリア島に来ています。はじめてのメッシーナ、歴史的で美しい街です。メインはカヴァレリア・ルスティカーナのアルフィオ役を二公演歌うこと、昨日はテレビのインタビュー、今日は最初のオケ合わせです。
同時にこの期間においてメッシーナオペラフェスティヴァルで歌うためオペラアリアの準備をし、また同地で行われるオペラスタジオを手伝います。ヴェルディの「椿姫」をカヴァレリア・ルスティカーナの直後にピアノ伴奏の抜粋で歌うでしょう。たまたま、わたしは今年歌う予定があったので、すぐに準備できたのが幸運でした。
そういうわけで夜はカヴァレリア・ルスティカーナ、午前はオペラスタジオやコンサートの準備で、すこし忙しい。

カヴァレリア・ルスティカーナはずっとやってみたかったオペラ、十年前、音大のころにアリアと二重唱は歌っており、合唱をやりながら劇場で歌手を聴いてパートを勉強してたためか、初役という感じはしない。
サントゥッツァを歌うのは偉大なスカラ座のディーヴァ、デーニャ・マッツォーラ・ガヴァッツェーニ、すべての練習をみることが勉強になります。
テノールのヤン・シー・アレックスは極めて頑丈で、安定した高音が素晴らしい。
公演が楽しみです。