★★★★★
王道の刑事物ミステリー。
容疑者は何故完黙を貫くのか。
ある夜、事件が起きた。
逃げ去る犯人と覚しき男の後ろ姿
凶器に残された指紋
次々と明らかになる証拠
逮捕された男は否認することもなく黙秘を続ける。
捜査を続ける中で、複数の事件との繋がりも...
点と点が丁寧に、そして緻密に、パズルのピースが1つ1つ組み合わさるように嵌まってゆく。
点が線となる時...
驚きの真相が明らかに。
松本清張『点と線』が甦る
こんな素敵なミステリー作家さんがまだいらしたなんて!?
だから『本』との出逢いは一期一会。
また楽しみな作家さんが1人増えた。
起承転結まで、かっちりとしたプロットと納得の筋道に王道ミステリーの醍醐味を感じさせられた。
満足😊