入院6 08 - 痛みへの恐怖 | 距骨を初発とする悪性リンパ腫と向き合う

距骨を初発とする悪性リンパ腫と向き合う

骨を初発とする悪性リンパ腫は極めて稀な例らしいです。
どのような気持ちで毎日を生きていくべきか。
いろいろと思うことがあります。

2014,01,21,12:00


今でも、昨年の7月の足の激痛の体験は、
思い出すだけでも恐怖です。
それまで経験したことのない種類の
我慢の限度を遥かに超えた痛みでした。


今は、毎日12時間毎に「オキシコンチン」、
急な痛みの時には「オキノーム」を飲んでいます。
もしも、この薬をやめてしまったら、
どれ程の激痛が襲ってくるのか、想像するだけでもおそろしい。
1日に2回飲むオキシコンチンは、
先日から1回分が5mgから10mgへ増えました。


背中にも痛みを感じることがあります。
緩和の先生とCT検査の画像をみましたが、
左の腎臓の裏側に確かに少しアヤシイものがありました。
しかし、前回の比較データがないので、
はっきりしたことはわからないそうです。
いよいよ臓器への「転移」かとも思いましたが、
今更、気にしても仕方がありません。
いずれ、市立病院の検査でわかることでしょう。


ともかくも、まずは「痛み」をしっかりと
コントロールしてもらえば基本的には十分です。
身体と心は一つのものなので、痛みがひどいと、
心も壊れてしまいそうになります。
物事に関して普通の考え方ができなくなります。


オキシコンチンはどれくらいまで増量できるものなのだろうか。
オキシコンチンでコントロールできない段階になったときは、
次にどんな薬があるのだろうか。


7年前に肝臓がんで亡くなった
私の父親の末期の苦しみようも相当なものでした。
本当の末期には、大量のモルヒネを投与していたせいか、
殆ど寝ているか、起きていても、意識が飛んでしまっている感じで、
会話もできず、家族の顔をみても、あまり反応がないような状態でした。


がんによる最期はこういうケースが多いのだと思います。
家族と別れの言葉を交わすのは、大量のモルヒネの投与開始の前までに、すませておかなくてはならないのでしょう。