コックリさん
「ボイス」「友引忌」と続いてアン・ビョンギ監督は映画の中に気持ちの逃げ場を掘っている。サスペンスタッチの内容は事件をさぐるうちに幽霊がどのような思いから人を恨むようになったのか、という過去をめぐるドラマを後半に設ける事で洋画ホラーのように映画を観終わると怖さはプツリと切れてしまう。ハリウッドが単純さと明確さを求めるようにこれも文化の違いなのかもしれない。とはいえ話が進むにつれて真相が浮かび上がってくる構成は好きだし劇場にいる間は十分怖がらせてくれます。「ボイス」は最後のシーンが衝撃的だったし、「友引忌」は全体的にしっとりを誰かに見つめられているかのような空気がぞくぞく来る。「コックリさん」もまるで「呪怨」のように幽霊の手がどこからともなく生えてくるシーンが怖い。お化け屋敷のように内容よりも場面場面の怖さを楽しみたい人なら満足。内容に乗って気分が左右されてしまう人は注意。
P.S
最近子役について触れているのでここでも一言。最後に「ボイス」で霊に取り付かれた子供を演じた子がちょっと出てます。こうしてみると色んな子役がいるんだねぇ。
品目:メインディッシュ(夜中にトイレに行けるホラー)
評価:★★☆☆☆
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