育猫ノイローゼの原因と対処法 | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

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・猫を飼ってノイローゼになってしまうことがある理由

飼育費:
毎日のご飯代だけではなく、飼育するための環境を整える費用、
医療費もかかってきます。しかも人と違って保険がきかず、高額の治療費となります。
特に手術となると出費が大きいです。

飼う前に飼育費について、ちゃんと考慮しておかないといけません。
飼い始めた場合、安価で良質なキャットフードについて調べたり、動物専門の保険に加入するなど対策を考えましょう。


習性を理解できていない:
ペットとして飼われるようになっても、動物には野生の本能があります。
猫にも習性というものがあり、
夜中から朝方にかけて狩りをして過ごしていたため、その時間帯に活動的になって走り回るので、
"夜中の大運動会"などとも言われています。
また、飼い主さんがまだ寝ている早朝に、猫がご飯の催促に来たりもします。
猫がストレスを抱えていたり、高齢になって認知症を患ったりすると、夜鳴きすることもあります。
そのため、寝不足になりがちです。

爪も研ぐので、爪とぎ対策をしていないとあちこちに爪跡を残してしまいます。
高い所に登りたがるのでテーブルの上にも登ります。
「乗っちゃダメ」などと言ったところで、習性としてしていることなので通用しません。

猫の習性を理解し、正しく対処していくことが必要となります。
対処法を間違ってしまうと、猫が飼い主さんに不信感を抱き、
懐かなくなる恐れがあります。


責任感が強い:
命あるもののお世話をするのは、いろんなことに気を配らなくてはいけないのですが、
とはいえ、責任感が強いあまりに、あまりにあれこれ考えすぎ、重くとらえ、
ストレスとなってしまう人もいます。


ペットを飼った経験がない:
初めてのことは、やはり不安になりますよね。
ネットや本でいろいろ調べてはみますが、調べても書かれていないことが起こることもあるかと思います。
その際、どうして良いかわからなくなって焦ってしまうことも。


他のペットとの相性が悪い:
新たに猫を迎えた場合、先住の猫やペットとの相性が心配ですよね。
もし、相性が悪くて喧嘩になったりしたら、
この先、暮らしていけるのか不安になってしまうでしょう。


※子猫を育てるのは猫ノイローゼになる恐れも
生まれたばかりの子猫は、まだ物を食べることができないので、
授乳が必要です。
人の手で授乳する場合、シリンジを使ってミルクを与えますが、
大体1日に4~6回ほど与えますが、
夜中にも与えないといけないので、寝不足になりやすくストレスを抱える恐れがあります。

排泄も、手助けしてあげないといけません。
ミルクを飲んだ後は、ぬるま湯に湿らせたガーゼでお尻を優しく刺激して排泄を促してあげないと、
子猫は排泄できずに苦しんでしまいます。
排泄のタイミングは個体差があるので、これは根気がいります。


・猫ノイローゼの症状

寝不足:
上記にもある通り、夜中から朝方にかけて活発になるという習性から、
睡眠不足を起こしてしまいます。


猫のことを気にしすぎる:
「何か危ないことしていないか」「独りで寂しくないか」と、
猫のことが心配になりすぎてストレスとなってしまいます。


落ち込む:
心が落ち込んで、仕事も手に付かない状態となってしまいます。
寝不足もあるので、なおさらです。


食欲低下、胃腸が痛くなる:
ストレスを抱えることで胃腸に負担がかかり、
食欲も落ちてしまいます。


先行きに不安を感じる:
猫は10~20年生きますが、
ちゃんと養っていけるのか、不安を感じてきます。


・猫ノイローゼにならないために

猫と適度な距離を置く、一度距離を置く:
猫が朝早くに起こしに来たり、夜の大運動会を改善するためにも、
夜寝るときは猫をケージで過ごさせたりなど、距離を置く対処をしましょう。
猫の性格によってはケージがストレスになることもあるので、
その場合、寝室には入れないようにするなど別の対処も考慮しましょう。


家族がいる場合、ストレスを抱えている飼い主さんは、猫と一度距離を置くために2~3日ほど実家に帰り、
猫のお世話は一旦家族にまかせるということも考慮しましょう。


一人暮らしの場合は、友人やペットホテルに一旦預けるなども考えましょう。


昼間にたっぷり遊んであげる:
夜、猫をケージに入れるのに抵抗があるという場合、
昼間に、5~15分ほどたっぷり遊んであげることでエネルギーを発散させて、
夜には寝てもらうようにする方法もあるようです。


そもそも、猫は段々と人の生活リズムに合わせていくそうですから、
長い目で見て、じっくりやっていくことが大切です。

猫が夜活発になる際の対処については、こちらの記事にも書かれています↓

 



猫がなぜその行動をするのか考える:
猫が習性としてやっていることは、しつけようとしても、なかなかやめるものではありません。
たとえば、猫は物をわざと落としたりすることもありますし、飼い主さんがパソコン作業しているところを邪魔しにきたりもします。
あちこち爪とぎしたりしますし、テーブルに乗っかたりもします。

なぜそういった行動をとるのか、知ること、考えることが大切です。


猫にイライラしてしまう原因を言語化する:
どういったことにイライラさせられてしまうのか、
一つ一つ考え、それを言葉にしていきます。

自覚していくと心が落ち着いていき、また言語化することでどう対処するか考えがまとまっていくこともあるそうです。

そして考えがまとまってくることで「猫の習性なので諦める」ことと、「やめさせるべき行動」が見えてくるようです。


相談する:
家族や友人と話すことで、客観的に問題を見れたり、アイディアをもらったりもできますが、
専門家である獣医師さんに相談することも考慮しましょう。