夜、猫が活発になるのを防ぐには? | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

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暗闇でもよく見える猫にとって、他の動物の活動が停滞する夜は狩りをするのにうってつけの時間。
野生時代の猫は、日の出から午前2時頃まで寝たり起きたりしながらゆっくりと過ごし、深夜2時過ぎから活発に活動していました。
ゆえに、野生の名残で猫は深夜になると活発に動き出します。

けれど、多くの家猫は、人と暮らすようになってちゃんと人の生活リズムに合わせているのです。
人と活動時間を合わせることで、遊んだり、ご飯をもらったり、のんびり寛いだり、
楽しい時間を共有できます。

基本、猫は人と暮らすうちに、自然と夜行性の生活リズムを直していきます。
それが直さず、夜に活発になるのは何かしらの原因があるのかもしれません。

もし、猫が夜中活発になって物を落としたり、ソファーに爪とぎしたりなどする場合は、
とりあえずは、部屋を片付けるなり、ソファーにカバーをするなりして、
夜、活発になる原因について考えていきましょう。


・夜、活発になるのを直す方法

昼間、しっかり遊んであげる:
昼間にエネルギー発散ができていないがために、夜活発になっている可能性があります。
なんせ、自力で獲物をとらなきゃいけない野生の頃に比べて、家猫はエネルギー発散する機会は人が作っていってあげないとできないわけでして。
キャットタワーなど跳躍運動できるものの設置もそうですし、飼い主さんがおもちゃなどを使って相手をしてあげるのもそうです。

成猫(2~10歳)の遊び時間の目安は、1日のトータルで15分程度と言われています。
もっと若い猫だともう少し時間が増えるかもしれません。
猫が疲れぬよう、何度かに分けて遊んであげてください。

夜寝ている猫の場合、寝る直前にあまり興奮させるのはよくありませんので、夜眠り出す1時間くらい前までに遊んであげましょう。

ただ、夜中活発になるほどエネルギーが有り余っているのは、若い猫がほとんどだそうで、
歳を重ねていくと、だんだん落ち着いていくこともあるようです。


快適に眠れる環境づくり:
騒音があるようなところだと、もちろん猫は落ち着いて寝られません。

また、室内が程よい温度になっているかも考えていく必要があるかもしれません。
特に寒い時期は、猫は寒がりですので部屋を暖めることや、毛布の用意など考えてあげましょう。
だいたい25℃ほどがちょうどよいようです(といっても長毛種や年齢、体格など個体差はあるでしょうけれど)。

猫ちゃんのお気に入りの場所に、猫ベッドなどを用意し、自分のニオイのついたタオルなどを入れて安心させましょう。


お腹いっぱいにして寝かしつける:
就寝前に食事をあたえ、睡眠にいざなう方法です。
が、当然、1日の摂取量を計算に入れておかないといけませんし、
個体差があり、効果のないこともあります。


飼い主の生活リズムを早寝早起きにする:
飼い主自身が夜遅くまで起きていると、猫も夜行性になってしまいがちです。
飼い主も猫も、昼間活動して早めに就寝を。


マッサージ:
これがなかなか有効だと言う方もいるようで。猫はけっこう体が凝っているそうです。
頬、頭のてっぺん、耳あたりなどマッサージすると気持ちよさそうにし(個体差はやはりあるようですが)、
寝かしつけるのに良いとか。

youtubeでマッサージの仕方もいろいろ配信されていますので、検索してみてはいかがでしょうか?


ヒーリング音楽を聞かせる:
これも本当に効き目あるのか疑問に思ってしまいそうですが、
でも実際、猫をリラックスさせて眠りに誘う音楽というのが、動画配信されております。

やはり個体差はあるでしょうけれど、もしよければyoutubeで検索してみてください。


夜だけ、ケージや別の部屋に入れておく:
上記の方法がうまくいかなかった場合、暴れぬようケージや部屋に入れておく方法です。
猫用トイレ、水、寝床、おもちゃなどを必要なものは用意しておきましょう。


・夜、しきりに鳴く場合、病気の可能性も!?
夜に鳴く原因となる病気として、
甲状腺疾患、高血圧、腎臓病、
排尿時の痛み、認知障害といったことも考えられます。

また、視力や聴力が衰えたことで不安感が増し、暗いところに放っておかれるのを嫌がっているということもあります。

かかりつけの獣医師に相談を。