猫の反抗期について | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

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・猫にも反抗期がある?
猫の反抗期は、生後6ヶ月~1年くらいに多いと言われています。
この時期は、猫にとって思春期に当たるとも言われており、発情期を迎える時期でもあります。

猫が反抗期を迎える、理由の1つに「自立」があげられ、
これまで一緒に過ごしてきた親猫・兄弟猫を避け始め、ひとりで過ごす時間が増えてきます。
これは自然界で生きていくための本能で、決して仲が悪くなったというわけではなく、
独立しようとしているのです。


・人に対する猫の反抗期
人に対して反抗心を抱くかどうかは、
生後2週間~4週間で決まるとも言われています。

この時期は、母猫から社会について学ぶ「社会化期」と呼ばれる時期で、
この社会化期までに人と仲良くしていたり、人に育てられている猫だと、
特に人に対して反抗的な態度をとるそうです。

もしこの時期に、子猫が人と接触しない野良の母猫に育てられた場合は、
母猫の教育により、人に対して警戒心を抱くようになります。

人に飼われていたり、毎日人と触れ合っている母猫に育てられた子猫の場合、
人に対して反抗心を持たずに育つようです。
またこの時期に、1日に1時間ほど人と触れ合っていると、人に対して警戒心を抱かない猫に育つと言われています。

が、それでも、生後40~50日ほどすると、人を避ける反抗期が起きることもあり、
生後70日に反抗期はピークとなります。
そして、その後は自然に元に戻るそうです。
中には、70日経っても人をずっと警戒し続ける猫も稀にいるそうです。


※社会化期を過ぎても
社会化期に人に対して反抗的に育った猫でも、長期的に人が愛情を持って触れ合うことで、
少しずつ警戒心を解いてくれることもあります。
根気よく接していくことが大切です。


・反抗期の猫の行動

飼い主さんや兄弟猫を避けるようになる:
飼い主さんについてまわっていたのが、急に独りでいるのを好むようになったりします。
生後6週間頃であれば、上記にあるように「自立」の時期に入ったためでしょう。
決して、飼い主さんのことを嫌いになったというわけではありません。


反応が薄くなる:
反抗期になると、これまではおもちゃで喜んで遊んでくれていたのが、
あまり遊んでくれなくなります。

そもそも、あまりに同じ遊びばかりだと飽きてしまう傾向もありますが、
特に反抗期に入ると、おもちゃで遊びに誘っても冷たい視線を向けたり、
呼んでもちょっとしっぽを動かすくらいであまり反応を示さなかったりと、
冷ややかな態度になることもあります。

この場合諦めずに、新しいおもちゃや遊び方を工夫して、興味を惹かせるようにしてみましょう。


攻撃的になる:
猫は縄張り意識が強く、そのために他者に対して警戒心を抱き、攻撃的になります。
通常、仲の良い兄弟猫や飼い主さんなど、害を与えないものに攻撃することはないのですが、
子猫の場合、まだ社会性が身についておらず、手あたり次第攻撃的になることもあります。
まさに、反抗期の子供のような状態です。

上記にあるように、反抗期は生後6ヶ月~1年ほどが多いそうなので、
攻撃的になってもあまり構わず過ごしていれば、自然と落ち着くことでしょう。
もし、攻撃的だからと怒鳴って叱ったり、暴力でしつけようとしてしまうと、
人を怖がるようになり、いつまでも警戒されてしまう恐れがあります。

※反抗期ではなくストレスが原因であることも
突然愛猫が攻撃的になったのは、反抗期だからではなく、ストレスが原因であることもあります。
特に若く活発な正確な猫は体力が有り余り、発散できていないと攻撃的になることはあります。

ストレスの原因として、縄張り内(窓の外)に野良猫が侵入してきたり、
隣で工事が行われて音がうるさかったり、トイレが掃除されていなかったり、
飼い主さんが構ってくれなかったり、逆に構ってほしくないときにやたら構ってきたり、
家を引っ越したり、部屋の模様替えしたり、新入りのペットを迎え入れたり、赤ちゃんが新しい家族として増えたり、
などの環境変化などなど、いろんな原因が考えられます。

猫のストレスについては、こちらの記事にも詳しく書かれていますので、
よければご参考ください↓