猫が肉球を噛む理由 | 猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

猫の漫画とケモナーの漫画が見れるブログ

猫あるあるを主に描いた猫の日常4コマ漫画と猫に関する豆知識を掲載。他にも無料での似顔絵の請負や獣人漫画も見れます。

・猫が肉球を噛む理由

調子を整えている:
猫の肉球にはたくさんの神経が通っており、
肉球で温度を確かめたり、痛みや危険を感じたりと、クッション以外の役割もあります。
噛むことで、肉球の感覚を確かめながら、肉球の感度を確かめていると言われています。


体の調子を整える:
感覚が敏感な箇所ゆえに、日頃から手入れをし、
噛むことで痛みなどの感度を確かめているとも言われています。


ストレス:
人にも苛立つと爪を噛む人がいるように、猫もストレスが溜まって、自傷行為として肉球を噛むことがあります。
イライラの気持ちを向ける場所がわからず、癖のように肉球を噛んでしまう猫もいるのです。
猫のストレスを放置してしまうと、他の病気を発症してしまうこともあるので早めの対処が必要です。

猫のストレスについて詳しいことはこちらの記事で↓
https://ameblo.jp/kemonowebcomic/entry-12605900928.html


違和感がある:
肉球が痒かったり、痛かったり、何か違和感があることで肉球を噛むことも。
肉球を怪我したためによる痛みや、アレルギーや遺伝的なものが原因の「狼瘡様爪床炎」という爪がはがれてしまう病気のための違和感だったり、、
ノミ・ダニが原因の皮膚炎や、食べ物によるアレルギー反応で皮膚炎による痒みのためだったりします。
いつ見てもしきりに肉球を噛んでいないか、注意しましょう。

ノミ・ダニ、アレルギーで肉球を噛んでいるなら、ほかにも体のどこかをしきりに掻いていないか、
痒そうに走り回っていないか、確かめましょう。


狼瘡様爪床炎は、爪を切ったわけでもないのに猫の爪がはがれていたり、痛みを伴っていることがあるので、
そういった様子が見られるようなら病院へ。

血液検査や尿検査で原因を突き止め、治療に入ります。


爪がはがれているから:
狼瘡様爪床炎のほかにも、爪が古くなって剥がれてくると、噛んで取ったり、爪とぎして取って、新しい爪にします。
そういうときに噛んでいるのが肉球に見えることもあることでしょう。


手入れ:
猫の舌の表面は、糸状乳頭という突起がたくさんついていてザラザラしています。
このザラザラした舌で体をなめることで、抜け毛や自分の体毛についた汚れや埃を取り、皮膚炎などを予防します。
また、猫の唾液は殺菌効果もあります。


ニオイを取る:
他の動物に触れることで自分と違うニオイが皮膚や肉球につきます。
そのままにしておくと、自分の縄張りに他のニオイがついてしまいます。
体や肉球を舐めることで、ニオイを消し、自分のニオイをつけようとします。

違う場所に連れて行ったり、見知らぬ人に触れられたりすると、こういった行動が見られることがあります。


体温調節:
毛づくろいには、体の汚れを取る他にも、体温調節の役割があります。
暑い時期は、体についた唾液が気化することで体温を下げます。
逆に寒い時期は、体を舐めることで体毛に空気の層を作り、保温効果を生み出します。
毛づくろいをする過程で、肉球を噛んでいるのかもしれません。


理由はない:
単に退屈しのぎであったり、とりわけ理由もなくそうしていることもあるようです。