こんこんです。
10年以上前に鑑賞したノロイという映画が観たくなり再度レンタルしました。
こちら配信サービスはやってないので110円払って借りる必要があります。
当時は珍しいモキュメンタリー方式の映画で、
分かる人に分かる言い方をすれば日本版「ブレアウィッチプロジェクト」です。
本当のドキュメンタリーと錯覚するような手法で撮影されてまして、
昔の心霊特番を知っている人ならドはまりしますw
アンガールズなど芸人、俳優さんもそのままの名前で出演するので知らない人が観れば事実と勘違いしそうです。
主人公はこのドキュメントの撮影者で開始時には火事で死んでる?感じです。
彼の撮影していた一本のビデオテープ(VHS)を観ながら何が起こったのか検証するという流れです。
2回目の視聴でようやく意味が分かりました。
霊能力者の人がトチ狂って主人公を殺しに来るラストですが、
当時はこの人が憑りつかれて殺人を犯すのだなと解釈してました。
考察サイトを見ると真逆の真実が見えてきます。
この主人公が撮影と称して無自覚にノロイを広げているんですよ。
霊能力者には主人公がノロイの影響下にあり、
行方不明者の捜索や除霊といった正義感からの行いも手遅れなほど操られている様が見えたのでしょうね。
ノロイの源泉であるかぐたばという存在。
恐いというより誤った手順で拡散していく様が昨今のコロナを思い起こさせます。
多分見つかったビデオテープも拡散の手段なんでしょうねぇ・・・