コンコンです。
ようやく読み終わりました。
十二国記 新シリーズ
白銀の墟 玄の月(はくぎんのおか くろのつき)
です!!
長かった~~~
いろんな意味で。
こちら18年ぶりの新刊となります。
前作で王様行方不明、麒麟は日本に流されて何とか帰国しました。
さて戴はどうなる!!
って気になる引きで18年も読者を待たせたわけです。
もうね、キャラの名前もほとんど覚えてませんでしたよ。
まさか生きているうちに読めるとは・・・
そして勘違いしてました。
同日2冊発売、これで完結と思いきや・・・
次の月にさらに2冊同時発売・・・
( ^ω^)・・・
計4冊かよっ!!
待たせた分一気に来たな!!
感想は、
「面白いけど長い」
に尽きます。
あちこちの感想サイトにありますが前半2冊が必要か?ってくらい話が進みません。
もはや苦行ですが、あてなく王を探すという作業の絶望感を読者と共有するためなのでしょうね。
私の予想で大当たりだったのは黒幕が琅燦という点です。
正確には動機の点でかなり予想を外しましたが麒麟への敬意が薄い彼女は18年前から疑わしかったです。
偽王が国を制圧した手段が「幻術」という部分も納得できませんでした。
ただの将兵にそんな技術あるとか強引すぎますからね。
彼女も戴にとって敵ではなく恐らく十二国記という世界のルールを敷いている「天」への挑戦と見て取れます。
現状、王や麒麟はそのルールに強烈に縛られる存在です。
今回明らかになったのは黄朱はその枠から外れているっぽいこと。
私の予想ですが恐らく胎果もそうではないでしょうか。
「この世界おかしくね?」って陽子も思ってるようですし。
泰麒も胎果だからその理に逆らえたのかなと思ってます。
現状私の中では 天帝=小野不由美 ですw
今後の展開に期待ですね。
そして最後に私が負ったトラウマですが、
鳩怖えぇぇ~
しばらく鳥に近寄りたくないです。