久々にホラーに手をつけました。
貞子より怖いという前評判に期待しつつハードカバーで購入。
3部構成になっておりましてそれぞれ視点が違います。
世の勘違いイクメンパパに警鐘を鳴らすような作品で耳が痛くなりましたとも・・・
(-。-;)
幼い子供を育てつつ謎の妖怪「ぼぎわん」から家族を護ろうとする主人公。
感情移入しつつも違和感を感じていたら・・・
なんだこのクズ男w
ヽ(゚◇゚ )ノ
前半50ページくらいは正体不明のぼぎわんがすっごく怖かったです。
徐々にその不快感が人間関係の澱んだ空気に向けられて・・・
最後はわりかしスッキリ終われました。
内容は凄く面白い反面、怖さとしてはイマイチな印象です。
最初は意味不明な言動・行動をとっていたぼぎわんが後半は学習して知能戦をしかけてくるあたりからちょっと恐怖が半減でした。
そこまで「物理で殴る」化物だと逆に対策とられちゃうよなぁ・・・といった感じです。
とはいえ構成・伏線は非常に緻密で映像化したらとても映えるのではないでしょうか。
貞子がビビっているCMも面白かったですw