こんこんです。

有川浩さんの新刊が出ていたので購読しました。
asuno
明日の子供たち です。

施設で育つ子供たちの意識や環境、

それと私たち一般の人が持つ「施設の子供」のイメージのギャップを語りかけてくる作品でした。


主人公はTVのドキュメントを観て感動して勢いで施設に転職した軽~い青年。

そんな彼が様々な問題に直面して成長していく物語です。

同時に施設の子供たちも自分が進みたい将来を得るためにあがく様がよく書かれています。


私も奨学金で進学した身なのでけっこう金銭面のシビアな話は共感できました。

しかし主人公の営業スキルは最強だなと後半に進むほどに思いますね。

社会に出ると対人スキルってのはどんな場面でも役立つものですね。


スッキリ読めて後味もいい話です。

若干理想主義な結末ですがフィクションだしこれくらいのハッピーエンドがベストですね★