コンコンです。
秋に近付いたせいか読書をしております。
今回は以前から読もうと思って買っていなかった本を図書館から借りてきました。
辻村深月のツナグです。
使者と書いて「ツナグ」と読みます。
死んだ人に生涯1度だけ逢わせてくれる仲介人です。
映画にもなったようですがこの方の作品にしては毒がなく読みやすい感じでした。
あらかじめルールを敷く内容が辻村さんの小説には多く、
読んだ人は「自分だったら…」と考えてしまうんじゃないでしょうか。
私だったら1回のチャンスなら誰に会いたいだろう・・・
きっと身内の誰かでしょうが、大事な機会をとっておいてそのまま生涯を終えるなら、それはそれで幸せなのかもしれません。
暖かい気持ちになれる1冊でした。