ここのところ体調がよくないです。

理由ははっきりしています。

仕事入れすぎてかつ飲みすぎて抵抗力が最低値まで落ちてるせいです・・・

(ノ_・。)


とはいえ仕事絡みの食事は断るわけにはいきません。

葛根湯飲んで出陣です!!

飲んでると体が楽になってくるのは恐らく錯覚でしょう・・・
狐の婿入り-ムーラン
丹念という天ぷらメインの和食屋でしたが今日はワインをいただきました。

ムーランディッサンという銘柄です。


キツネはワインは全く分からない飲み手です。

もちろん旨いまずいは多少分かりますが日本酒のようにウンチクを学ぶ気が起こりません。

(´□`。)

横文字で覚えられないってのが最大の原因です。

もっぱら雰囲気で呑んでしまうワインですが、今日は周りの人とソムリエごっこをしてみました。


漫画「神の雫」とかでやってるやつです。

なんかこう・・・

このワインはまるで石畳の城下町を凱旋する英雄のようですねw

( ̄ー ̄)


とかそんな感じの恥ずかしい表現をど素人でやってみようという痛い企画でした。

恥ずかしさなど酔いが忘れさせてくれるのですw


さて、飲んでみて思ったのが赤なのに軽いです。

香りもふんわりしていてワインの真紅というよりパステルカラーのような感じですね。

周囲も同意見なようです。

この時期に暖色のパステルカラーといえば晴天に映えるサクラでしょうか?

だいたい皆さんのイメージもそんな感じで一致してます。

(・∀・)


しかし後味に少し違和感が。

軽いと思ったのに何おかしな香りが残るんです。

それには最初私が気づいたんですが指摘してしまうと皆さんも無視できない生々しい香りを感じました。


「これどう表現する?」

「始めの香りに対して異臭とかそんな感じだよな」

「サクラの風景で異臭って吐瀉物か?」

「いや不法投棄された生ごみだ」


ありえん方向に議論が進みます!!

明らかに美味しいワイン捕まえてゲロとか生ごみとか!!

( °д°)


そんな中1人真面目な方がこぼした一言、

「怪談で桜の下になんとかって話あるよね」

なるほど死体ですな。

血を吸って美しく紅に染まるという。


確かにはじめ「異臭」と称した香りはどこか「妖しさ」に通ずるところがあります。

華やかなサクラを掘り下げれば・・・

というのは表現としては若干マシになった気がします。

梶井基次郎の「桜の樹の下には」

このワインを表現したひとつの解釈が完成です。

なくなってしまったのでもう1本頼んでそのイメージを味わってみました。

素人のごっこ遊びでしたがなかなか楽しめましたよw


しかし仮にも飲食物をつかまえて表現するんだから使用語句は慎むべきですねぇ。

( ̄ー ̄;