今日はシリーズ怪奇小説の2冊目を紹介します。

聞いたことはあるのに詠んだことはないって人が多そうなこの物語!!


狐の婿入り-ファウスト
かの有名なドイツの詩人、

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ作: ファウスト

です。

悪魔ものは読んでおきたいなと大学時代に購入したものの、難解すぎてさっぱり内容が追えませんでした。

それでも悪魔、メフィストフェイレスって奴がなんだか人間臭くて憎めないキャラだったなぁと覚えています。


このメフィストさんはいろんな作品で名前が使われていますね。

「GS美神」では主人公の前世の名前だったり、ゲゲゲの女房でお馴染みの水木しげる作品「悪魔くん」ではメフィストの息子、メフィスト2世が主役を喰わんばかりの大活躍でした。


最近は古典文学を漫画で読ます本も出ているようです。


狐の婿入り-ファウスト2

古本で購入してみると、こんなに面白い話だったのかとビックリしました。

「漫画で読破シリーズ」侮りがたし(-"-;A

読んでみるなら漫画から入るのが断然お勧めですよ。


また、作者のゲーテですが彼の詩はモーツァルトがいろいろと曲にしています。

その中で「糸車とグレートヒェン」という曲がありますが、このファウストの1シーンを曲にしたものだったりします。

若返ったファウスト医師と恋に墜ちた少女マルガレーテが、彼のことを想い糸車を動かす手が停まる様子を曲にしています。

マルガレーテってドイツ語で略すとグレートヒェンになるんだそうです。

キツネは語学はさっぱりです^^;


クラシック好きな方なら曲からこのお話に触れてみるのもいいかもしれませんよ。