金属は通常は水に溶けません。

でも、目に見えないイオンの状態で溶けだすこともあり、それを溶出と言います。

南部鉄器は鉄ですが、結合がゆるいので、お湯をわかすだけで鉄分が溶け出します。

鉄玉子という小さな塊の南部鉄器を水1リットルに入れて沸かすと、沸騰時で0.042mg、その後も沸騰させ続けると5分後には0.069mgの鉄が溶出するそうです。

鉄分は二価鉄と三価鉄がありますが、南部鉄器から出る鉄分は二価鉄です。

二価鉄は動物性の食品に多く、摂取するとそのまま吸収されるのに対して、
三価鉄は植物製の食品に多く、吸収されるにはビタミンCや消化酵素によって二価鉄に還元されてから体内へ吸収されます。

これはナノコロイド状のケイ素水(シリカエナジー)がそのまま吸収されるのに、アモルファス化したケイ素水が消化酵素を使って1割しか吸収されないのと同じです。

酵素は一日に体内で合成される総量が決まってますから、消化酵素を使うと代謝酵素が減ります。
免疫や修復、エネルギー生成に関わる代謝酵素はできるだけ減らさないことが健康維持の秘訣です。

鉄分を摂るなら、サプリではなく、こうした南部鉄器や鉄のフライパン(フッ素樹脂加工などしていない)を使用するのが良さそうですが、摂り過ぎはよくありません。
よっぽどの貧血でない限り、そこに鉄玉子まで加えるのはやりすぎです。

鉄分注射問題があったように、過剰に摂ると体に障害が起きますからね。(ミネラルは全てそうですが)

シリカエナジーをしっかり飲んでいれば、無理に鉄分補給しなくても問題ないことは「世界基準となったケイ素」に書きましたが、もし補給してもミネラルバランスをとってくれるので安心です。


さて、少量なら溶けて体に入ってもいい金属があれば、少量でもダメなものもあります。

それは、アルミや水銀です。

歯の詰め物として使われているアマルガムという合金がありますが、水銀と他の金属との化合物です。

アマルガムから水銀が溶けだし、金属アレルギーを起こすことがあるので、現在はほとんど使われなくなっていますが、禁止になっていないので、まだ使用している歯医者もあるようです。

水銀は昔は体に入っても問題ない、と言われていましたが、水俣病などでそれが嘘だったことが判明しました。

もちろん、ただちに問題が出るわけではないですが、長期にわたって摂取すると問題です。

実は最近歯医者にいって私の奥歯にも二ヶ所アマルガムが使われていたことがわかりました。
子供の頃に治療したものですね。

シリカエナジーでデトックスできるとはいえ、わかった以上は取り替えます。

幸い浅いものだったのと、金属アレルギー対策なので、保険でプラスチックのものに替えられるようです。

金属以外は自費診療だと最初説明を受けていましたが、場所や大きさ、アレルギーなどの条件によって保険適用されるケースもあるようです。

ちなみに、私の取れた詰め物は深かったので水銀を使用していない白金パラジウム合金です。
プラスチックだと麻酔してさらに歯を削らなきゃいけない、ということでしたので。

自費でもいいから金属はやめようと思ってましたが、最初に治療したとこは麻酔の効きが悪くて痛かったうえに、数日歯茎の痛みも出てたのです。

二ヶ所目は麻酔不要で型を取れましたから、麻酔してさらに削る必要があると聞いて心折れました。

ただ、虫歯も別に一ヶ所見つかっていて、昨日やったんですが、今回は麻酔もバッチリ効いて、その後も痛みはなくて良かったです。

ちなみに、金属(ミネラル)が体内に入って問題になるのは、波動(熱・光・振動など)を受けるとスパークして炎症を起こすからです。

だから、本当は歯に金属は使わない方がいいんですが、白金や金はまだマシな方なので、とりあえず、今回は水銀だけを除去することにしました。
金属アレルギーでもないですしね。

シリカエナジーのケイ素は金属ではないのでスパークしませんし、摂り過ぎても一切問題ないですし、重金属排出目的で使用できますから、出会えて本当に良かったです。