昨日、届きました。

反論を考えて、担当弁護士に送付することになりました。

※ざっくりでいいので、理由を・・・と言われています。

■「解雇理由」
次の2点が争点になっており、大きく言うと目新しい内容はほとんどなかったです。

・無能力で実績を出せなかった
・最近は欠勤が多かった

■細かな点、経緯に工夫が見られた
次の点について言及していました。

・仕事を与える努力はした
・しかし、私の「勤務評価が著しく低かったため」与えることができなかった
・「与えるプロジェクトがないことを説明し」「2011年2月末」に退職勧奨した

◇ウソ1 「仕事を与える努力をした」
私はこれまで知りませんでしたが、複数のプロジェクトに「アサインができないか調整」したそうです。

しかし、これについては先方の主観に過ぎず、手立てを尽くしたとはいえません。

その証拠として執行役員が面談で次のように言っていました。

・社内プロジェクトにアサインしようとしてもマネージャが「絶対ヤダ」って言う
・「やれ」って言えばアサインできるけど、やる気をなくすからできない

ようは、部下のマネージャの意見を会社としての雇用確保よりも優先した、ということです。

言い換えれば、仕事を与えることができないのは会社の責任ではなく、末端社員の責任というわけです。

この論理で行くと、気に食わない人間はいつでもクビにできることになります。

なぜなら、単純に仕事を与えず放置すれば、社員の責任になるからです。

これは現行の労務法制と判例に著しく背く解釈と言わざるをえません。

※アサインについて
 IT業界での仕事はプロジェクト制がほとんどです。
 プロジェクト遂行に必要な「仕事」を基準に「人」が割り当てられます。

 仕事に対して人を割り当てることを「アサイン」と言います。
 つまり、「アサインする」=「仕事を与える」ということになります。


◇ウソ2 退職勧奨の理由

退職勧奨の理由は会社によれば与える仕事がないからとのことでした。

しかし、私は退職勧奨をする理由を詳細に聞かされていません。

事実は次の通りです。

・2月末に「次の仕事」を「ラストチャンス」として受け入れるか話をすすめていた

・成果を出せなければ会社をやめることが「ラストチャンス」の内容だった

・1週間後(3月上旬)に検討結果を出すと約束する

・1週間後(3月上旬)、検討結果を言う前に理由不明で「ラストチャンス」を撤回

・同時に理由不明(ウソ3で後述)の退職勧奨を受ける


◇ウソ3 退職勧奨の時期

上記「ウソ2」にあるように、退職勧奨の時期は「3月上旬」でした。

会社の言う「2月末」はあくまで「ラストチャンス」の時期です。

こうした時期を本当に間違えて出したのであれば杜撰としか言えません。

しかし、ここはやはり、敢えて退職勧奨の時期を「2月末」としたことに意図をもっていると判断する必要がありそうです。

つまり、「一度は提示していた仕事を一方的に取り下げた」という点です。

しかも、退職勧奨した理由が「結局不明である」という点です。

なぜ私が「不明」と言い切れるかというと、執行役員が次のように説明していたからです。

・前回、「ラストチャンス」を与えると言ったが止めた

・なぜなら、マネージャから提出された「証拠」の「一部を見た」ら私が悪いと判断したから

私は、会社が決定的に悪い点は、上記2点にあると思います。

1.自ら提示した提案を一方的に取り下げた

2.「証拠」は私には開示されず、しかも、執行役員本人が「全てを検討したわけではない」

このウソ3については、徹底的に経緯を詳細かつ厳密に検討しようと考えています。

なにせ、議事録と録音がありますので、この点に関しては負ける気がしません。

相手方からすれば負ける気がするから、こっそり話をすり替えたのではないでしょうか。

つまり、こういうことです。

◇会社の思考パターン(私の推測です)

2月末 「ラストチャンス」 ・・・ 事実として会社は仕事を与えることが「可能だった」

⇒「可能」ではまずいなぁ。「ラストチャンス」の話はなかったことにしよう。

3月  「退職勧奨」 ・・・ 会社が①根拠なく②「ラストチャンス」を一方的に前言撤回した

⇒①も②もまずいなぁ。
  最悪①は後付けの理由を作ればいいけど・・・
  ②は会社の姿勢自体を不誠実だと思われて心証が悪いし・・・

  相手方弁護士)最悪の場合、2010年12月からの「会社の努力」自体がみせかけだと疑われます。

  総務部長)常識的にそんなことはありませんよ。これまでこのやり方で問題ありませんでした。

  相手方弁護士)今まで社員から訴えられたことありますか?

  総務部長)・・・

■今後

まずは、ざっくりと上記をまとめ、本日中に、担当弁護士に送付します。

このままだとちょっとわかりにくいので。

これは重要です。

蛇足ですが、弁護士を頼む際に大切と思うことを以下書きました。

既に長文ですし、読み飛ばしてもいいと思います。


◇弁護士と訴訟を戦うために守ること

担当弁護士に

・味方になってもらう

・そのために「わかりやすいように話す」

・ウソはつかない

・やりたいこと、本心を明確に伝える

・一言でいうと、誰よりも担当弁護士に誠実になる

弁護士も人間です。

相手を「先生」として尊敬することが大切です。

その上で「ともに戦う仲間」でもあると内心では思い、相手を信頼します。

仲間に伝わらない意見では、敵(会社)を屈服させることはできません。

なぜなら仲間さえ理解できないようでは、第三者(裁判官)に伝わらないからです。

だから、誰よりも細かい事情を知っている当事者(自分)だけがわかる事情を

「事情を知らない第三者」がわかるように

「まずは担当弁護士に納得してもらう程度に」わかりやすくしなければならないと私は思います。



担当弁護士と打ち合わせてきました。

ここのところ、無気力の発作が起こるので、テキパキと行動できないで困ります。

気力が上昇機運にある瞬間はやる気があるので、そう見えないらしいですが。

ストレスというのは怖いものです。

■打ち合わせ内容

◇ポイント
労働審判で争うポイントを確認しました。

 争点:解雇無効
 ゴール:解雇を無効とし職場復帰すること

◇勝つための方針
主張している争点について、相手の出方を伺って、ひとつひとつ「解雇理由」の根拠をつぶす。

◇戦略
完璧に打ち負かせればいいですが、紆余曲折の末にアクシデントもあれば妥協もあるでしょう。

基本的な道筋としては次の2つのパターンがあります。

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1.解雇無効を確認(完全勝訴)
  
  期間:2年程度
      内訳)
      労働審判:3ヶ月、訴訟以降後の裁判:2年
  
  得るもの:社員としての地位、金銭

  ⇒職場復帰する。
    当然、給与支払いは再開される。

    解雇日以降に「本来会社がしなければならない義務」を実施させる。

  ・訴訟の期間の給与の一括支払い
  ・社会保険、健康保険、雇用保険の支払い
  ・訴訟費用(裁判所への手続き費用、弁護士費用)の支払い

  ※解雇が「無効」に確定した場合、給与、保険は未払い扱いになる。

2.解雇無効を争った末、一時金支払いにより解決(労働審判で有利な結果を得る)

  期間:3ヶ月程度

  得るもの:金銭

  ⇒会社は解雇の過程に過失があったことを認め、和解金を支払う。
----

「1」で訴訟が継続している間に和解になるかもしれません。

上記のいずれも相手の戦意がくじけないうちは何にもなりません。

「これは会社が不利なんだな・・・。そんな馬鹿なことってあるのか。」

といった感想を会社の幹部連中がもって、はじめて動き出すということです。

そういう感想を一切もたなかった場合、「1」のみが選択肢になります。

■直近で実施すること

◇会社の解雇理由を明確にしておく

「解雇理由通知書」の請求書を相手方(つまり会社)に送付しました。

まだ回答がありません。

弁護士に確認したところ、通常であれば3週間あれば届くとのことです。

3週間たって届かなければ、催促し、それでも届かなければ裁判官の心証が極めて悪くなります。

つまり理由を「出さない」ということは「説明できない」ということになるからです。

要するに正当な理由を「示したくても示せない」ということになるわけです。

◇裁判官の「心証」について

ちなみに、裁判官の心証は大事なのかというと、極めて大事です。

なぜなら裁判官の心証次第で証拠の採用も決められるし、判決も書かれるからです。

法律に基づく審査をするとはいえ、自由心証主義というルールにより裁判は実施されているのです。


■今の心境

やっぱりあの会社は、だめな会社だなーと思わざるを得ません。

・現在は法律事務所に相談しているはずなのに、解雇理由を出すのが遅い

・解雇理由を書かなくてもいい「解雇予告通知書」に解雇理由らしきものを書いている

・理由らしきものはかなり漠然としていて「らしきもの」としか受け取れない

・内容も「無能力」や「協調性がない」しかない

・「無能力」や「協調性がない」ことを証明するのは極めて難しい

私の担当弁護士の反応や所長弁護士の反応だけではありません。

法テラスの事務も「理由が漠然としてますね」という反応で、印象はグレー(※)。

 ※グレーでないと審査に通過しないわけです

それも黒に近いグレー。

300万くらい会社は支払うことになるだろーな、というのが今回の事件を扱う法律関係者の共通認識なのではないでしょうか。

そこを出発点に、私の希望と、会社の不誠実と、それを証明する証拠とで会社を追い詰め、ゴールを目指していきます。

■次回

10月28日(金)までに証拠をまとめて担当弁護士に送付。

弁護士は会社から解雇理由通知書が届けば、私に送付。

届かなければ、催促を出すことになりました。

その後、解雇理由に反論するために、争点をつぶしていく打ち合わせをすることになりました。









先週末、弁護士付き添いのもと法テラス東京で面談してきました。

その面談が審査ということらしく、法テラスの利用基準を満たしたらしい。

「通過」ということになりました。

その場で、手続きについて説明されて、退室しました。


◆法テラス審査 -私の場合-

 日時:14:00頃(※)
 場所:法テラス東京(上野) 相談室
 内容:訴訟費用の立替え(労働審判)
 参加者:法テラス側の3名、私、付き添い弁護士
 
 →結果、立替えの審査通過。12月より5000円~10000円ずつ分割支払いとなりました。
 
※事前予約が必要。1週間程度先でないと予約はとれませんでした。

雰囲気は、とくに厳しいものではありませんでした。

事前に出した申請書の内容と「労働審判だと職場復帰はできませんが」などの注意点の確認くらいでした。

◆法テラスの雰囲気

私同様に弁護士付き添いで来ている人もいましたが、単独で来ている人もいました。

他に、単独できているおばさんなどもいて、そういう場合は単純に相談なのかなとか思っていました。

やっぱり法律問題は「相談」だけでは終わらないので・・・


これで訴訟費用については心配なし。

今後は、これからの進め方を弁護士と意見を一致させて相談する必要があります。

この日、実は労働審判では、私のように「あと2年程度会社にいて給料がもらいたい」という人にはむいていないものだということがわかりましたので。

この日の弁護士は若手(といっても30代)の担当弁護士でしたが、訴訟か労働審判どちらで進めるか相談したのは、事務所の所長の弁護士なんです。

あの先生勢いはあったけど、担当弁護士と温度差が結構あるんですよね・・・。

「難しいです」とか言ってたりしたし。

まあ、次回「ひとまず勝つことを考えないと」ということで打ち合わせしてきます。

来週の10/21、木です。

くじけず頑張ります。