久しぶりに涼しいので玄関先でぼんやり。
のびるだけのびて、もう収穫ないかなーと思いきや、育ちつつある実を発見。旅で不在のとき用に考案した、プランター皿にチョロチョロさせる24時間水やりが効いているのだろうか。
あんまり快適な日和なので荒川河川敷までお散歩。
尾竹橋から西新井橋、扇大橋、江北橋までぐるっと歩いた。できるだけひと気のない未舗装エリアを行く。
この辺ならテント張ってもいけるかなーなどと考えながら歩くわけだけど、本気住まいの方もいらっしゃるだろうから、そこにも迷惑かけたくない。
この先に今もひっそりとお住まいがあるのかもしれない。釣り場なだけかも。
引き込まれそうな道だ。
このあたりだと大きな木もあるし、水辺で住みやすそう、てとこではマイ釣り場？なのか、そこここに自作ベンチなんてのもあり、ヘッドライトつけて作業している人もいた。夢中な様子だったから声もかけなかった。
河川事業で車が入った跡なのだろう、少し草が少なめのルートをなんとなくわさわさ歩いた。
水辺近くを歩いているとカサカサ。カサカサ。
カニがいっぱいいる。とにかく沢山いる。
食べられるかどうかはわからない。横歩きながら、なかなかのスピードで逃げていく。なんだか頼もしい。
とはいえ、もうブルーシート宅はこの辺りでは見つからない。かなり大がかりに撤去が入ったのだろう。
ときどき、こういった通路が見つかる。
都会近くの河川敷は引き込まれそうな不思議な魅力がある。夜の街と少し似ているように感じる。一般社会の端っこ。縁。満員電車の反対側。
こういうところでリモートワークしながら稼いでる人なんかもぼちぼちいるんだろうなと思う。今ならできなくないからなあ。
都会の真ん中のアパートの1室でテレビを見ながら紛らわすのもあり、縁っこで目の前の景色を眺めて自分と向き合うのもあり。
自分はわりと外側の方にはいるものの、もう少しだけ内側に場所をキープしてんのかなあなんて考えながら歩いた。
ま。ともあれ。大好きラーメン屋さんに寄る。
麺のたたみが嬉しいのだ。
