異なるテーパーのソリッド・カス
タム・シャフトを試す為に、夜、
家を抜け出して、きっかり55分
のみ確認撞球。
懐かしの1980年代テイストのも
ろプロテーパーだ。鬼引きシャ
フト、象牙先角。
サウンドは木琴のような音がす
る。
主として押し引き具合と順と逆
ヒネリの時のトビについて確認。
撞点が僅かであってもかなりイ
ングリッシュスピンが乗る。
逆に言うと、撞点はシビア。
だが一切ぼやけていない。ファ
ジーさはゼロだが、こういうの
が私はよい。ほんのミリ以下で
もスロットルを開けるとリニア
にパーンとエンジンが同調して
咆哮を奏でるような2ストレーサ
ーのようなのが。

トビは順ヒネリの時にかなり出
るが、特性は掴み易く、合わせ
るのは困難ではない。むしろ楽。
また、逆ヒネリではトビがあま
り出ないというハイテクシャフ
トのような動きを見せるノーマ
ル・ソリッド・シャフトだ。木

は充分に締まっている。
打感はかなりスティフでダイレ
クトリーだ。まるっきり80年代
テイストで、こうした味付けは
私はベラボーに好きだ。
これもモーターサイクルに例え
ると、トップブリッヂより下で
フロントフォークに直結装着さ
れたクリップオンのセパハンが
ダイレクトに具に路面状況と接
地感を操縦者に詳らかに伝達す
るような感触。
とにかく、このシャフトは撞い
てみると一切ぼやけた点が無い。
リニアでダイレクトリー。
私にとっては極上物の特性だ。

ただ、エナジー伝達効率はさほ
ど高くは無い。ナインボールよ
りもストレートプール向き。
だが、ナインボールでも十分に
使える。
細かい手玉の出しはいくらでも
キュー先でピュンと持って行け
る感じの特性を示す。
逆入れ押しの切り返しなどは、
スピンが乗り過ぎるので撞点を
横よりもずっと真上近くに持っ
て行かないとクッションの反射
角のラインの読みが外れる。イ
ングリッシュにより、クッショ
ンに入ってからは、角度にもよ
るがまるで真横に出るような手
玉の動きを見せる。逆ヒネリの
切り返しでは、ヒネリが乗りす
ぎて1クッション目から2クッシ
ョン目までのラインが短く横に
出過ぎる程に出る。
引きも押しもイングリッシュも、
手玉は生きているように動く。
決して鈍重な動きではない。



そして、基本的に性質は鬼引き
シャフトなのだが、押しのアー
チショットが楽にできる能力を
持つのが非常に好ましい。シャ
フトの真ん中から先がピュンと
しなって手玉を持って行く特性。



今後、このシャフトをメインに
据えてプレーしてみようかと思
う。
古い赤木のカーリーシャフトだ。
先角は象牙のパティーナ。



杢目がすげえぞ。
まるで虎徹の玉垣刃=数珠刃の
ような杢が連なって並んでいる。



てことで、帰宅してコロナビール
を飲むとする。