昨日のお盆休みの撞球。
友人は朝8時から夜8時まで。
私は朝9時半から参加して、夜
8時までぶっ通しで撞き通し。
これはそれのワンシーン。

手玉がジャンプしているが、普
通のちょい立てキューの土手撞
きドローショットだ。
これは手玉がジャンプした瞬間
を捉えたカメラショットだが、
通常、フォローだろうとドロー
だろうと、キューを寝かせた平
撞きでも手玉は微細にジャンプ
する。
手玉が一瞬止まったような動き
を見せてから加速するように動
くのは、あれは止まったように
見える瞬間、手玉が空中で空転
しているのだ。

デレッチョ=一直線の配置のボ
ールを穴振りで3番を穴の端を狙
ってポケットインさせ、ググッ
と短く生き物のように活きた球
筋で手玉を引く。いわゆる「重
い玉」。




ネクスト5番のここに手玉を
直引きで出して止めた。



 

立てキューのドローショットは
ロングもミドルもショートも、
どんな距離でも手玉を生き物み
たいな動きでコントロールでき
るように、技術は身につけてお
いたほうがいい。
玉筋の幅が広がり、球種の抽斗
が多くなる。
キューを利かせるドローのやり
方は、最初から下の撞点を水平
撞きで撞くのではなく、撞き込
み撞点のやや上からタップと先
角をラシャにこすりつけるよう
に「撞き下ろす」のだ。
レストはループで一切動かさな
い。シャフトはしなる。


トン突きの突っつき玉では絶対
に手玉に活き活きとした動きを
与える事はできない。
つまり、キューが水平の平撞き
であっても、物理的にプチマッ
セの状態を作ってやる撞き方を
するのだ。それがキュー切れの
秘訣。撞き方は手玉をどう動か
すかで2種類のドローがある。
いずれもヌペーッとキュー出し
するのではなく、テイクバック
はしっかり取って、撞き出しを
短く鋭くコツンと「撞く」。突
くのではなく撞く。細かい短距
離ドローではかなり下の撞点で、
手玉に勢いをつけるドローでは
それよりも上の撞点から下に撞
き下し込む。
フォローショットで「割れない
押し」というのも、キュー切れ
を出すフォローも、撞点上で下
に撞き込む。
初心者の頃に習う「キューは水
平に」は基礎セオリーであり、
実践的に手玉に活力を与える撞
き方は全く異なる。
二輪の教習所乗りと公道での実
践操縦が異なるのと同じ事。
多少なりとも立てキューでのド
ローは事実上、物理的にマッセ
ドローとなる。現象として。
平撞きの場合は、キューを水平
ストロークから下に撞き込む事

でその現象を作ってやるのであ
る。これはフォローも同じ。

ただし、ギュイーンとバカ引き、
バカ押しをするのがキュー切れ
ではない。狙った場所に手玉を
ビタリと止めるのが本物のキュ
ー切れだ。その距離はロングか
ら近距離までの範囲で。
手玉が長距離を移動すれさえす
ればキュー切れかと勘違いして
いる風潮が斯界にはあるが、そ
れは明白な誤認であり、誤謬だ。

英語圏では、少しでもキューを
立てるショットは「マッセイ
ショット」と呼ばれている。
キューを真っ直ぐ立てる直立撞
きのみがマッセではない。