ミソノの包丁修理は、注文した
専用特殊サイズのボルトがかな
りの延着との事なので、新たに
マトリックスアイダさんとこに
ニューボルトとドリルビットを
注文した。ナットはニッケルと
ブラスの2種類を数個発注。
4✕8サイズなので、専用ドリル
ビットを使って、包丁の黒檀の
柄とブレードの穴をボール盤で
さらう事にした。
アイダさん情報ではラブレスボ
ルトよりもニューボルトのほう
が削り出しの時にずれがなく良
いそうだ。
今後は私も両サイド挟みのハン
ドルタイプはニューボルトで行
くか。
過去にはシュナイダーを使って
いたし、今後もそれを軸線に考
えていたが。

こういうことは机上空論は駄目
で、実際に自分でやってみない
と現実的なところは分からない。
トンテンカンでもそうだ。
自分自身で実際に鎚を握って鋼
を叩かないのに、鍛造について
云々する事はできないと私は思
っている。

関のミソノのスウェーデン鋼と
いうのはどこのだろうなぁ。
アッサブかウッデホルムかサン
ドビックか。
でも、ウッデホルムはオースト
リアのボーラーと合併され、そ
の後ボーラー・ウッデホルムは
アッサブに吸収され、そのアッ
サブは2007年にオーストリアの
voestalpineに買収された。
ブランドのウッデホルムとアッ
サブはvoestalpine AGに経営が
統合された。
元々、アッサブはスウェーデン
の製鋼企業4社が共同して作っ
たブランドだったが、今やその
経営主体はオーストリア企業と
なっている。スウェーデン鋼と
はいっても、経営はオーストリ
アに移った。
フエストアルピーネ自体は元々
はオーストリアの国営企業で、
鉄道から自動車から航空機にま
で鉄鋼を供給している企業体で
ドイツ国内で上場している巨大
企業。
製鋼ブランドとしてはアッサブ
が名称が残っている。
少し昔のように、スウェーデン
の企業ブランドごとの鋼ではな
く、現在はアッサブオンリー。
30年位昔のウッデホルムK100
とか最高に質が良かったけどね。
今は無い。炭素量と製品名称が
変わって、現在はアッサブ鋼と
して販売されている模様。

50年以上前のミソノの包丁が示
す「スウェーデン鋼」とはどの
メーカーのどのブランドなのか
は不明だ。


成分は恐らく日本の日立金属の
白紙と同じような感じなのでは。
リンも少なくて。
そういえば「日立金属」も消滅
した。2024年1月からは名称が
株式会社プロテリアルとなった。
馴染めない(笑
日立グループから完全に切り離
され、日米ファンド連合が経営
権を獲得した。投資会社だ。
事実上倒産は免れたが、財閥か
らは不採算部門を切られた形だ
ろう。川崎重工が二輪部門のカ
ワサキを切り捨てたように。
馴染めない。

てか、日立金属の滅亡の軌跡は
日本企業総体の沈みゆく未来を
象徴している。
日本産業の未来は果てしなく暗
い。
銭ゲバのネオコン旋風を日本に
も導入した資本家たちにより、
結局は自国産業の首を絞めた。
ホンダさえもがどんどん製造委
託に切り替え、自社一貫製造は
放棄し始めた。自社内工場を閉
鎖して、従業員労働者の生活ま
で切り捨てて。
利益第一主義のみを貫徹して、
モノヅクリをやめたとき、その
国は亡びる。
今、日本は滅亡に向かってまっ
しぐらに進んでいる。
日出処の国は今没落の一途を辿
り、その国の国書をいにしえに
受け取った大陸の大帝国が赤い
紅蓮の炎の勢いでアジアだけで
なく全世界を掌中に収めようと
している。
そして、事実上、世界経済の趨
勢はそうなって来ている。
いくら口先だけで反中、嫌中を
放言しても、国を滅ぼさない実
効性のある経済を再び打ち立て
ないならば、ただの亡国の徒で
あるだけだ。