
さらにまだタングは細く打ち
延ばして、適切な長さに鏨で
カットする。
タングから作り始めるプーコ
の政策手順の意味がよく解る。
鋼材を効率よく無駄なく使う
為だ。
鍛造刃物は、明確な意志の下
に作域を見据えて打っていか
ないと、ボーッとしたまま無
意識で打つと、いつの間にか
自分の手癖の方向にどんどん
向かう。
この上掲個体にしても、何も
考えずに打っていたら、どん
どん刀の姿になって行ったの
をどうにかタングの打ち出し
でプーコに寄せる事ができた。

プーコの場合、タングから打
ち出す人が多いが、日本式刃
物の場合にはブレード部から
打つ。
この上掲鍛造物にしても、何
も考えずに打ち始めたら、ブ
レード部を先に鍛造していた。
プーコはプーコの作り方があ
るので「俺はこれでいいのだ」
ではなく、その実行されてい
る事を踏まえて考察して実践
するのがよいだろう。
と自分自身は思っている。
なお、こんなナカゴの形をし
た刀などは世の中には無い。
このタングはナイフのコンシ
ールド形状だからだ。
ブレードにしても鍛造物を研
削成形したプーコ型ナイフは、
上掲画像の物を整形しただけ
の形状となる。

消火してから2時間経過。
まだ刀身は熱くて素手で持て
ない。

このプロトタイプBにしても、
いつの間にか刀形状にしてし
まっている。無意識だ。
これは、きちんと軌道修正し
て、意識的にプーコ型に変え
ていく。自己制御大切。
鍛造刃物は楽器のアドリブ演
奏とは大きく異なる。明瞭な
意志を意思の中に包含して確
実に真面目に実行しないと、
とんでもない物が出来てしま
う。アドリブとフリーセッシ
ョンギグは鍛造刃物には無い。
炭切りしないとだよ。
