
私の友人に軍隊のMP時代に、
武装した脱走兵検挙で市街地
で.45ガバで銃撃戦をした男が
いる。
超至近距離からの撃ち合いで
敵の銃弾がヘルメットの脇を
かすめたが、位置を換えて数
発被弾させて征圧した。
日本の連合赤軍のあさま山荘
事件では、突入機動隊員と連
赤兵士との室内銃撃戦の距離
は数メートルで、合計3桁の
銃弾が相互に発砲された。
その時、機動隊員が叫びなが
ら手だけ出してのガバメント
全弾射撃に気づかず、弾薬が
空になったのに半狂乱で撃つ
仕草をしていた事や、突入部
隊がビビりながら失禁しまく
っていた事などは世間には知
られていない。裁判記録のみ
に事実が記されている。
機動隊指揮官佐々が書いた物
などは英雄虚飾にまみれてお
り、実際の事実現実は、現場
を詳細に調査した非公開の裁
判調書のみに克明に記されて
いる。
また海外の軍でMPだったその
友人は FN FAL 自動小銃を装備
して警戒中に迫って来る検挙
対象車両に対して30連バナナ
マガジン(通常は20連箱型弾倉
だが、MPと特殊部隊は.308弾
の30連特殊弾倉装備)を2個フ
ルオートで連射した。麻薬漬
けの脱走兵グループだった。
まるで映画のように車が破壊
されたという。これも征圧。
別なシーンでは FAL の実態に
ついて興味深い事を教えてく
れた。実は名銃とされたFALは
その後の自衛隊89式のように
小砂噛みに非常に弱く、ある
ゲリラ掃討戦の作戦中(訓練で
はなく実戦)の隠密移動の時に
チャージした際に砂が噛んで
「おれ、死ぬ」と思ったという。
多くの戦闘の中で一番の恐怖の
時間だったらしい。その場で簡
易分解で手早く清掃して通常可
動できるように直した。
英軍採用の FAL(ベルギーから
のライセンス生産のL1A1小銃)
が砂噛み対策のためにボルトカ
バーにスリットを入れていたの
には現実的な理由があったのだ。
隙間だらけのためどんな状況で
も機関部が回転するAK小銃とは
異なり、FALは精密削り出しで
クリアランスが狭いために、状
況如何では繊細な銃に転化する
欠点があった。世界70カ国以上
で採用された東側のAKに対抗
した西側の代表小銃だったが。
さらに、他の作戦での実戦状況
もいろいろ詳細に教えてくれた。
トラボーン(トラック分乗による
急襲。これは日本国内でも新左
翼武装部隊1個大隊が三里塚で
の対機動隊狙い撃ち戦で分散進
軍から集合突撃で何度かやった)
で、敵征圧対象部隊を一気に壊
滅させた実戦や、市街地訓練や
往時の政治軍事周辺国際状況な
ど。
対ゲリラ戦訓練では敵を征圧捕
縛しての拷問では「お前は共産
主義ゲリラか!?」と痛めつけ
て問いながらやるとか、現実に
実際のゲリラ捕縛後の扱いとか。
その国の軍隊に人権などはない。
ただの深く穴を掘った場所に敵
捕虜を閉じ込め、食事は一日1
度スープのみ。ゲリラと傭兵に
はジュネーブ条約も適応されな
い。ここ20年程の最近の傭兵が
あえて軍服の戦闘服を着ないの
にはそのあたりの扱いで「民間
人の民兵」を装うからだ。民兵
には別な扱いがされるからだ。
その国の捕縛敵兵は大抵は2ヵ月
程で穴の中で死ぬという。
無論水も与えないし、排尿排便
もそのままだ。軍内では「そこ
の穴は自由だからご自由にどう
ぞ」と言って扱うという。
一国の国軍の正規軍がそれだ。
だが、先進国だろうと、共産主
義国家(似非)だろうと、途上国
だろうと、軍隊などはどこもそ
ういうものだ。華やかで凛々し
く見える(外見のみだが)礼装を
着ている時の印象が軍ではない。
すべての人間の人権は否定され
る。内に向けても外に向けても。
軍事組織の軍隊や警察組織とは
そういうものだ。
日本でも三里塚では国家権力機
動隊の非公開の暴力虐待は現実
としてあまりにひどいものがあ
った。野良仕事で農道を歩いて
いるだけで拉致監禁して林に連
れ込み、警察官による半殺しの
暴行などは日常茶飯事だった。
軍や警察は決して「人を護る正
義のヒーロー」などではなく、
暴力装置そのものでしかなく、
特に軍は殺人と殺戮と人権侵害
を請け負う汚い行動が仕事なの
だ。
個人がやるのではない。上官の
命令であり、上官は国家が動か
している。国家権力が。
軍隊や警察とはそんなもんだ。