かなり前に突如登場して話題
をさらった出所不明の謎のナ
イフ ALTEMA。
バトニングもフェザー作りに
もめちゃくちゃ使える出来の
良い超廉価ナイフだった。
まあ、バークリバーのOEM製
造している企業が多少寸法だ
けを変えて裏流ししたという
のが見え見えのナイフなんで
すけどね。
知らんけど。
日本国内での販売担当は福岡
県飯塚に場所があったが、そ
こは販売時直前までは塾の教
室だった。現在当該物件の使
用者は不明。
また、さらに元の販売会社は
大阪のオフィス街ど真ん中に
あったが、調べるとどうやら
ペーパーカンパニーのようだ
った。
完全に謎謎のナイフだろう。
反共傭兵にCIAがナンバリング
の無いFN FALを横流ししたよ
うな存在か。

ただし、元々がバークリバー
のフルコピーなのでめちゃく
ちゃ使える。



この日のフィールドテストは
近所の無料キャンプ場。今は
もう閉鎖されてしまった。
ナイフはじめいろいろな事が
テストできたフィールドだけ
に非常に残念だ。
バイクのツーリストたちにも
密かに人気だったキャンプ場
で、管理もよく良場だった。
周囲にはなぁ~んにも無いの
だが、それがかえって良かっ
た。集団キャンプ用にサイト
には野外炉も何基か設置され
ているキャンプ場で、トイレ
も新設で綺麗、共同炊事の水
場も完備で良い公営無料キャ
ンプ場だったのだが、閉鎖。

常設野外炉では直火OKだが、
テントそばの平地での焚火に
は焚火台とさらに鉄製受けを
使用して地面へのダメージを
防ぐようにして設営していた。



デイキャンなので作るのは軽食
程度。ゆでたまごとコーヒーく
らいだ。



ゆでたまごがかな~りウマい。


目玉焼きも野外で焚火でやる
のも面白いが、目玉焼きとい
うのは実は奥が深くて、いろ
いろな小技を加える事で様々
な出来上がりになる。
目玉焼き、単純そうで面白い
お手軽料理なのよね。

謎のナイフ、アルテマ。
飛び抜けて良い。かなり使え
る。
東京のうちのMCメンバーも
即買っていた。
即買い正解。
なぜならば、一定ロットを作
って売り抜けパターンは見え
ていて、セカンドリリースも
あったようだが、売り抜いて
サッと販売窓口を閉じた。
ノーリンコの横流しのように
ますます怪しい日中ルートな
のだが、そういう販売パター
ンであろうというのは見えて
いた。
こうした物品は見つけたら即
買いしないとすぐに無くなる。
販売自体は正規品だが、その
いきさつはかなり秘匿性のあ
るものだろう事が窺えるから
だ。



だが、良い物は良い。
非正規だろうと合法的に日本
で販売されている物を購入す
るのは一切法には触れない。
謎のナイフ ALTAMA は使える
ナイフだ。高品質超廉価。銃
箱のよう化粧箱入りで新品価
格5000円とか、通常の同クラ
スのナイフの1/10近くの金額
で新品販売されていた。
バトニングしたナイフで消毒
しないままそのまま食材など
は絶対に切らないが、このナ
イフ一本あれば軽作業含めて
大抵のことはこなす。
「良いナイフ」に属する。
丁寧な仕上げで隙は無い。
ハマグリ刃。

ただ、この ALTAMA の後には
日本初の国産メーカーが手掛
けたブッシュクラフトナイフ
としてユニフレームのブッシ
ュクラフトナイフが登場する
のだが。
あれが現在のところ、定価の
低さ、ナイフ自体の性能、手
さばき具合、等のスペックと
して最高峰だ。突き抜けての
トップ。日本製の底力を見せ
る超秀逸ナイフだ。
アルテマは優秀だったが、ユ
ニフレームが登場してからは
性能面で追い越された。


 

割引販売で販売者によって実勢
価格5,000円台から購入できる。
一般的店舗で6,000円程。
きちんとした企業のメーカーズ
ナイフなので、現在も販売され
てれている。
優秀なモーラのガーバーグの半
額の金額で入手できる。
コストパフォーマンスも頭抜け
ている。


だが、人気が出て素人が無茶な
不適切な使い方をして刃先を欠
けさせてクレームをつけまくっ
たからか、現在公式サイトでは
注意を促している。8A鋼材が欠
けるとかどういう使い方なんだ
よ、とは思うが、突如メーカー
が注意を喚起し始めたので、そ
の手の「想定外」の苦情が多数
寄せられたのだと想像できる。
無茶な使い方をしたら刃物が壊
れるのは当たり前の事なのに。
コロナ時のキャンプブームで刃
物の扱い方を知らないニワカが
増殖したせいだろう。
ブームなどという軽佻浮薄な流
行は裾野は広げるがド素人を多
く呼ぶ。
黙ってテストして、失敗したら
自分の使い方を自問すればいい
のに、メーカーに不良品である
かのようにクレームをつけまく
る。フィールダーとしても素人
で困ったものだ。
溢れかえったYoutubeのキャン
プ動画群では「まだ使ってない
けど良いナイフ」とか「良い道
具」とかの意味不明の自称「ギ
アレビュー」をする人たちが氾
濫した。実践抜きでレビュー(笑
「ブーム」というのはいかなる
内実かが如実に現出していた。

そして、「ブーム」が去るとサッ
と潮が引くようにいなくなる。
いなくなってまたフィールドは
かつてのような良場に戻るのだ
から良いのだが、ブームに乗る
ブーマーはどのジャンルでも同
じ傾向を見せる。
アグレッシブなライディングポ
ジションのバイクに自分が乗れ
ないだけなのに「きつい」だの
「疲れる」だのまるでバイクの
せいにする種族と似ている。自
分の乗り方が悪いという自問は
一切しない。

そして、6年程前のキャンプブ
ームの時に見られたのは、行儀
の悪すぎる自称キャンパーが溢
れかえっていた事だ。
あれは全国的にほんとにひどか
った。
「あいつらのせいで俺らがー」
みたいな偏頗な迷惑論などは私
は絶対に持ち出さない。
私自身は「モラル」や「マナー」
をしつこく口にして「迷惑意識」
を振り回す連中こそがろくでも
ない種族で、実は社会学的には
社会悪に属する事は知悉してい
る。
だが、行状自体はまるで大陸大
国の旅行者集団のようだった人
間らが一時期キャンプ場に溢れ
たのは客観的事実だ。

増えれば濁る。一つの流れの定
理を見るようだった。
良質性が普及するのではなく、
みられた現象は、啓蒙良化の方
向には進まず、旧来のキャンパ
ーは自閉的かつ排他的になり、
また新参たちは傍若無人に振舞
ってキャンパー自身の総体とし
ての和などは不存在で乖離と分
離と確執のみが観られた。
いつの間にかキャンプは人と人
がいがみ合う場に落とされてし
まっていた。
フィールドから大切な物を持ち
帰るというキャンプの良さを消
滅させて。
現在は、フィールド自体は沈静
化しているようだ。
こういうジャンルは、本当に好
きな人だけが息長くやればよい
のではと個人的には思う。
パッと飛びついてサッとポイ捨
てのように離れる。
それは、あまりになんだかね、
と。
私などはガチキャン族のオーソ
リティーではなく、ただの素人
に毛の生えた程度の一介の野外
活動好きでしかない。刃物には
やや詳しくとも。
フェザースティックを作っての
メタル着火というのも2011年
頃からやり始めたのでまだ15年
程度しか経っていない。
やっていた事は50年前と同じだ
が「ブッシュクラフト」という
言葉を使い始めたのも2012年あ
たりからだ。
キャンプは好きだし、60年近く
キャンプに親しんでぼちぼちと
やっているが専門家ではない。
この先も友人たちや一人でもキ
ャンプやブッシュクラフトは末
永く続けるだろう。二輪や撞球
のように。
ステイキャンプが王道だろうが、
日帰りワンデイキャンプという
のも結構面白いよ。
サクッと行くけど、フィールド
ではゆったりとした時間が流れ
て。
せかせかタイムスケジュールや
時間割を決めてそれの通りに動
こうとしないところがいいよ。
ただ森を眺めているだけでも大
事なものが見えて来る。

We want to make friends with
nature.

これが日本メーカーユニフレー
ムの心だ。


ユニフレーム公式サイト