今夜は永遠の名作『E.T.』だ。
地球人の子どもと心触れ合う
E.T.だが、実年齢は1000万歳
の設定。異星人の植物学者だ
った。名前はズレックという。
小説では本名は明らかになる
が、映画では出てこない。
また、映画では地球語を覚え
て片言で会話するが、小説版
ではテレパシーで地球人と意
思疎通をする。
地球に来た目的は、地球の植
物を採取しての研究と地球植
物を救う為だった。
地球人には無い様々な特殊能
力を持っている。
そもそも地球にスペースクラ
フトで飛来できるのだから、
地球人より遥かに高度な知性
と科学力を持っているのだが、
他の異星人作品と同じように
どうしても異星人というと異
形の生物に造形される。
特にE.T.は愛嬌のあるこれま
でに見た事が無い生物として
デザインされている。

本作品では、子どもたちのE.T.
への思いやりと頑張りが一つ
の大切なものを観る者に伝え
る。
警察に抵抗しながらも守りた
い「命」。
それを子どもたちが身体を張
ってやり抜く。
製作は1981年。公開1982年。
今の時代はこうした「力に抵
抗しても一つの命を守り抜く」
というエッセンスは重要視さ
れない時代になった。
それどころか、それと真逆の
事をやって自分の利を得る事
だけに多くの人たちは腐心す
る。
名作『E.T.』は単なるスピルバ
ーグファンタジーではない。
人として大切な事を私たち地
球人自身に示してくれている
映画作品だ。