昨今の日韓関係に触発されて2年ぶりに呼んでみました。日本、清国(中国)、韓国の関係史です。
ヨーロッパ流の国際法の概念には存在しない「属国自主」と言う概念・・・韓国は国の属国ではあるが、内政、外交ともに清国に支配されるものではないという関係・・・が清国と韓国の間には存在した。
ところが、明治維新以降に日本が台頭してくると、清国は自らの安全保障上の理由からそれを看過できなくなり、袁世凱をトップにした軍隊を韓国に送り込み、韓国の内政に干渉して日本の影響力が韓国に及ぶのを排除しようとした。
これに対して韓国側では当然ながら清国に対する反発が強くなり、自国だけではどうしようもないので、日本の力を韓国に引き込んで清国に対抗しようとする勢力が台頭。
日清戦争で清国の影響力が韓国から排除されると、今度は勝ち残りの日本を排除する為にロシアの力を頼ろうとした。
そうなると、地球規模でロシアと対立していた当時の世界最強国の英国が日本と結びついてロシアも韓国から排除され、ついに韓国は日本に併合されてしまう羽目になったというものです。