
20年。
1996年にデビューしてから、20年。
初の来日。
本人も、待望だったんだろう。
DJのミックスが消え、会場の照明が消え、Princeの”Kiss”が流れる。
徐々にバンドメンバーが位置につき、Kissがまるまる一曲終わった瞬間、
映像が流れ始めた。
ネルソンマンデラ・・・キング牧師・・・アフリカの風景・・・
そしてバンドイン。
ステージ奥には日本の旗が・・・国民の祝日だっけ今日・・・?
するとMaxwellがその旗を振りながらDance wit meでライトの中に登場!
だって日本の国旗よ、もうブチ上がりとともに大爆笑!w
グレーの細身なスーツに、グレーの細いネクタイ。
がっしりした上半身とすっきりした足腰にスタイリッシュなスーツがよく似合う。
そしてEverwanting: To Want You To Want、Bad Habitsと続ける。
それがさ、サビで上がりきるかと思うじゃん、サビでめちゃ落とすの、
もう腰抜けるかと思ったわ。
そして早くもスツールに座ってしっとりモード。
MCをやってるかと思うと後ろのピアノに合わせてMCを歌うのよ~
なんで話すように歌えるのよ~
人にありがとうって、Thank youって伝えるのにこんなかっこいいやり方ある?
意味わかんねーくらいかっこいいし~
そしてそのままの流れでピアノデュオのルバートでLove You、
バンドインしてHostage。
女性の声でThis Woman’s Workが流れる。どうやらこれが原曲らしい。Kate Bush。
映像には曲に合わせて歌詞となんと日本語訳も出てくる。
映像とKate Bushのバージョンが終わるとMaxwellが同じ曲を歌う。
その後映像にはモハメド・アリ、プリンス、そして、ち、千代の富士!?
え、大橋巨泉?
最近亡くなった方達のRest in peaceコーナー・・・会場からは驚きと拍手が。
どんだけ日本仕様で作ってくれてるのよ・・・
最後にはAaliyahを恋しいと言って、
「だから人生っていうのはかけがえないんだ、一瞬一秒を大事に、
花を手に包み込むようにいつくしまなきゃいけない」とLifetimeを始めた。
長いLifetimeが終わると、暗闇の中でフー!フー!フー!と何やらテンション高い声が。
明かりがつくとその声の主がMaxwellであるとわかる(まぁそりゃそうなんだけどさ)。
「そうだぜ日本にいるんだ東京だぜ!」ってめちゃはしゃいでるw
Lifetimeからのそのテンションの差w 子供かw
Lake by the Ocean。最後にはラテンっぽいリミックスで。
ここからは1996年へのThrowback。
Sumthin’ sumthin’, Get to Know Ya, Fortunate。
Fortunateでは映像で花火が上がってて、あぁ、花火が弾ける音ってスネアの音だなぁと
映像と音がリンクするのをうっとりしながら聞いてた。
そしてトランペットソロ。
溶けた。
「本当にみんな最高だよ、こんな観客、期待してなかった。
もっと静かで、控えめかもしれないと思ったんだ。
こんなに盛り上がってくれてありがとう」
Ascension(don’t ever wonder)でバッキバキのビートで躍らせて、終わり・・・
期待するような長い拍手の中、ステージに明かりが再びついて、カーテンコール。
メンバー一人一人にマイクを回しての挨拶。
観客の中に少し戸惑いの色が見える。もしかして、アンコールなし・・・
だって20年待った猛者もいるんだぜ。
でもすっきりあっけなく、すぐにまた戻ってくると言い残して、彼らは行ってしまった。

そのあとも5分くらいアンコールを期待して拍手し続ける観客たち
なんだか物足りない感じはしたけど、大人な別れ方なんだろうな。
次また会いたくなるじゃん。
演出の端々で、どれだけ日本に来るのを楽しみにしてたかが伝わってきた。
曲の中でも何回も歌詞をTOKYOやJAPANに変えてた。その度に観客が湧く。
20年、日本と共有できなかった時間を惜しむように、
デビュー当時からの曲をたくさんやってくれた。
思ったほど新しいアルバムからやんなかった印象はある。
個人的にはPretty WingsとかAll the ways love can feelとか色々聞きたかったけど。
また次を楽しみにしとけってことか。
大人。大人な魅力にやられた夜でした。