
90年代にネオソウルというひとつのムーブメントを作った、D’Angelo
待望の、待望の14年ぶりの新作!
どれだけ世界が(言いすぎ?)このアルバムを待ち望んだことか・・・
噂も出続けたし、ピノが「ほぼ完成できてる」と言ったり、
もう本当に実は出ないんじゃないかと思ったりもして、この急展開。
いきなり「今夜配信されます」だもんなーもう焦ったわぁ。
来週盤が出るらしいんだけどもちろん我慢ならず先にダウンロード。
家に帰ってお風呂も入って、さて紅茶でも淹れながら聴くとするかとステレオで流す。
この14年間で、D’Angeloやthe Roots、Erykah BaduやATCQ(その他も沢山いるけど省略)
が培った土台の上でネオソウルやHIP HOPは枝分かれし進化して行って、
現在のそういうシーンを踏まえた上でこのアルバムを一聴した感じ、
新しいとは思わなかった。
言わずもがな、かっこいい。
でも正直VooDoo聴いた時の「何これ、何これ意味わかんないかっこいい!」
っていう混乱ほどはなかった。
しかもあたしがVooDooに初めて触れたのは早くとも2005年以降だから、
その時点でそれだけの衝撃を受けさせるアルバムだったってことは間違いない。
期待し過ぎたのか。
・・・ともちろんそれで諦めるわけはないので、改めてヘッドホンの世界に包まれて
もう少し近距離でゆっくり聴いてみる。
・・・やられました。
ごめんなさい最初のラウンドごめんなさいあたしの耳ちゃんと聴いてませんでしたw
BLOWN Away.
併せて、早速歌詞も全て上がってたので見てみると
今までは人間関係とか、「人とは」ってとこにリリックの焦点があったと思うんだけど、
今作はもっと「世界」や「社会」に目が向いている印象が強い。
それもそのはず、かなりの意図が感じられるタイトル「ブラック・メシア」について
本人が下記のようなメッセージをパブリックリスニングで出している。
“Black Messiah is a hell of a name for an album. It can be easily misunderstood. Many will think it’s about religion. Some will jump to the conclusion that I’m calling myself a Black Messiah. For me, the title is about all of us. It’s about the world. It’s about an idea we can all aspire to. We should all aspire to be a Black Messiah.
It’s about people rising up in Ferguson and in Egypt and in Occupy Wall Street and in every place where a community has had enough and decides to make change happen. It’s not about praising one charismatic leader but celebrating thousands of them. Not every song in this album is politically charged (though many are), but calling this album Black Messiah creates a landscape where these songs can live to the fullest. Black Messiah is not one man. It’s a feeling that, collectively, we are all that leader.”
“「ブラックメシア」っていうのはアルバムタイトルとしてはとんでもないもんだ。すぐに誤解を招くことはわかってる。多くの人は宗教的だと思うだろう。俺が自分のことをブラックメシアと思ってると早とちりする人もいるだろう。俺にとっては、このタイトルは全ての人のことなんだ。世界のことなんだ。全ての人が切望できる概念なんだ。全ての人がブラックメシアになりたいと思えばいいと思う。
ファーガソンやエジプトやオキュパイウォールストリートで立ち上がってる人々、もう沢山だと思って何かを変えようと市民が立ち上がった全てのコミュニティのことなんだ。1人のカリスマを讃える話じゃなくて、何千ものそういう人たちを賞賛するってことなんだ。このアルバムの全ての曲が政治的なわけではないけど(多くの曲は政治的だけど)、このアルバムをブラックメシアと呼ぶことによってこの曲たちが一番生かされる風景ができるんだ。全ての人が、まとめて、そんな指導者だっていう思いなんだ。”
そもそも今回のアーティスト名、
”D’Angelo and the Vanguard(ディアンジェロと指導者達/前衛)”。
Black Messiahが1人を指してるんじゃないと言いたいのはここからもわかる。
戦いを諦めないっていうメッセージが顕著だなと思ったのは”the Charade(みせかけ)”のリリック。
All we wanted was a chance to talk
'Stead we only got outlined in chalk
Feet have bled a million miles we've walked
Revealing at the end of the day, the charade
With the veil off our eyes we'll truly see
And we'll march on
And it really won't take too long
And it really won't take us very long
欲しかったのは話せるチャンスだけだったんだ
でも結果俺たちはチョークで囲まれた
何百万マイルも歩いて足は血だらけだ
全てが終わってただの見せかけだったってわかっただけ
目隠しが取れて俺たちは気づくんだ
そして行進し続ける
そんなに長くはかからないないだろう
本当に、もうすぐそこまで来てるんだ
あたしはここで涙目。
”Back to the Future(Part I)”で少しの不安を出しているが・・・
I been wondering if I can ever again
So if you're wondering about the shape I'm in
I hope it ain't my abdomen that you're referring to
Seasons may come and your luck just may run out
And all that you'll have is some memories, oh
Said I just wanna go back, baby
Back to the way it was, now, now, now
またやれるかなってわからなかったんだ
だから俺の調子がどうか知りたかったっていうなら
俺の腹筋の調子についてじゃないことを祈るよ
季節が変わって運がもう尽きてしまうかもしれない
そしたら残ってるのは少しの思い出だけさ
ただ、戻りたいだけなんだ
前みたいな感じに、ほら
全くの一般人が肌の色だけで警察官に銃殺されてしまい各地でデモが起こる昨今、
確かにまた世の中(特にアメリカだけど)が変わろうとしてる今、
バッチリのタイミングで戻って来たことは間違いない。
さて明日はNU minorライブ、その前に仕事もあるし寝るか~
お時間ある方は19時に渋谷のthe roomに集合でよろしく♪


