ケルリズム -19ページ目

ケルリズム

ケルピィの頭の中、公開します。

Black Messiah

90年代にネオソウルというひとつのムーブメントを作った、D’Angelo
待望の、待望の14年ぶりの新作!
どれだけ世界が(言いすぎ?)このアルバムを待ち望んだことか・・・
噂も出続けたし、ピノが「ほぼ完成できてる」と言ったり、
もう本当に実は出ないんじゃないかと思ったりもして、この急展開。
いきなり「今夜配信されます」だもんなーもう焦ったわぁ。
来週盤が出るらしいんだけどもちろん我慢ならず先にダウンロード。

家に帰ってお風呂も入って、さて紅茶でも淹れながら聴くとするかとステレオで流す。
この14年間で、D’Angeloやthe Roots、Erykah BaduやATCQ(その他も沢山いるけど省略)
が培った土台の上でネオソウルやHIP HOPは枝分かれし進化して行って、
現在のそういうシーンを踏まえた上でこのアルバムを一聴した感じ、
新しいとは思わなかった。
言わずもがな、かっこいい。
でも正直VooDoo聴いた時の「何これ、何これ意味わかんないかっこいい!」
っていう混乱ほどはなかった。
しかもあたしがVooDooに初めて触れたのは早くとも2005年以降だから、
その時点でそれだけの衝撃を受けさせるアルバムだったってことは間違いない。
期待し過ぎたのか。

・・・ともちろんそれで諦めるわけはないので、改めてヘッドホンの世界に包まれて
もう少し近距離でゆっくり聴いてみる。






・・・やられました。
ごめんなさい最初のラウンドごめんなさいあたしの耳ちゃんと聴いてませんでしたw
BLOWN Away.

併せて、早速歌詞も全て上がってたので見てみると
今までは人間関係とか、「人とは」ってとこにリリックの焦点があったと思うんだけど、
今作はもっと「世界」や「社会」に目が向いている印象が強い。

それもそのはず、かなりの意図が感じられるタイトル「ブラック・メシア」について
本人が下記のようなメッセージをパブリックリスニングで出している。

“Black Messiah is a hell of a name for an album. It can be easily misunderstood. Many will think it’s about religion. Some will jump to the conclusion that I’m calling myself a Black Messiah. For me, the title is about all of us. It’s about the world. It’s about an idea we can all aspire to. We should all aspire to be a Black Messiah.

It’s about people rising up in Ferguson and in Egypt and in Occupy Wall Street and in every place where a community has had enough and decides to make change happen. It’s not about praising one charismatic leader but celebrating thousands of them. Not every song in this album is politically charged (though many are), but calling this album Black Messiah creates a landscape where these songs can live to the fullest. Black Messiah is not one man. It’s a feeling that, collectively, we are all that leader.”

“「ブラックメシア」っていうのはアルバムタイトルとしてはとんでもないもんだ。すぐに誤解を招くことはわかってる。多くの人は宗教的だと思うだろう。俺が自分のことをブラックメシアと思ってると早とちりする人もいるだろう。俺にとっては、このタイトルは全ての人のことなんだ。世界のことなんだ。全ての人が切望できる概念なんだ。全ての人がブラックメシアになりたいと思えばいいと思う。

ファーガソンやエジプトやオキュパイウォールストリートで立ち上がってる人々、もう沢山だと思って何かを変えようと市民が立ち上がった全てのコミュニティのことなんだ。1人のカリスマを讃える話じゃなくて、何千ものそういう人たちを賞賛するってことなんだ。このアルバムの全ての曲が政治的なわけではないけど(多くの曲は政治的だけど)、このアルバムをブラックメシアと呼ぶことによってこの曲たちが一番生かされる風景ができるんだ。全ての人が、まとめて、そんな指導者だっていう思いなんだ。”


そもそも今回のアーティスト名、
”D’Angelo and the Vanguard(ディアンジェロと指導者達/前衛)”。
Black Messiahが1人を指してるんじゃないと言いたいのはここからもわかる。
戦いを諦めないっていうメッセージが顕著だなと思ったのは”the Charade(みせかけ)”のリリック。

All we wanted was a chance to talk
'Stead we only got outlined in chalk
Feet have bled a million miles we've walked
Revealing at the end of the day, the charade

With the veil off our eyes we'll truly see
And we'll march on
And it really won't take too long
And it really won't take us very long

欲しかったのは話せるチャンスだけだったんだ
でも結果俺たちはチョークで囲まれた
何百万マイルも歩いて足は血だらけだ
全てが終わってただの見せかけだったってわかっただけ

目隠しが取れて俺たちは気づくんだ
そして行進し続ける
そんなに長くはかからないないだろう
本当に、もうすぐそこまで来てるんだ



あたしはここで涙目。

”Back to the Future(Part I)”で少しの不安を出しているが・・・


I been wondering if I can ever again
So if you're wondering about the shape I'm in
I hope it ain't my abdomen that you're referring to

Seasons may come and your luck just may run out
And all that you'll have is some memories, oh

Said I just wanna go back, baby
Back to the way it was, now, now, now

またやれるかなってわからなかったんだ
だから俺の調子がどうか知りたかったっていうなら
俺の腹筋の調子についてじゃないことを祈るよ

季節が変わって運がもう尽きてしまうかもしれない
そしたら残ってるのは少しの思い出だけさ

ただ、戻りたいだけなんだ
前みたいな感じに、ほら



全くの一般人が肌の色だけで警察官に銃殺されてしまい各地でデモが起こる昨今、
確かにまた世の中(特にアメリカだけど)が変わろうとしてる今、
バッチリのタイミングで戻って来たことは間違いない。



さて明日はNU minorライブ、その前に仕事もあるし寝るか~
お時間ある方は19時に渋谷のthe roomに集合でよろしく♪
すっかり毛布に甘える季節になりましたね。皆さんいかがお過ごしですか。

季節の変わり目には欠かせない風邪も引き、段々回復してきた先週末は
思い切りインプットして参りました。

土曜の昼間は、会社の仲良い同僚が所属するオーケストラを観に行き、
映画音楽の巨匠John Williamsの素晴らしさを体感し、
夜はWEFUNKで一緒のパーカッション、櫛田 満のリーダーライブで
サルサを踊る大人たちの熱気に包まれ、
日曜は昼間のNU minorリハの後に夕方、ベースの鈴木渉さんが出ている
ナオト・インティライミのスーパーアリーナライブで夢を追い続け叶え続ける男に涙し
その後大好きなアーティスト宅で鍋をつつきながら、
老若男女入り交じった肩の力抜けたセッションにうっとりしました。


普段ほとんど触れることのない音楽に漬かってきたわけですが、
感じたのは、隣の芝生「も」青いってこと。
自分が普段聴いたり演奏したりするソウルやR&B、ダンスミュージックやHIP HOPは
大好きで最高だと思ってるけど、
自分がちゃんとは知らない音楽も、そこに美しさやカルチャーがあって、
みんなそれを愛して楽しんでる。
いい大人がいい顔して踊ったり演奏したりするのをみるのは本当に楽しい。
音楽ってやっぱり素晴らしいなぁ、人を幸せにするんだなぁと感じました。
世界って広いなぁ。


さてインプットも沢山したところで、年内のケルの演奏のお知らせです。
残すところわずかとなりましたが、皆さんあたしの芝生でも靴脱いで踊りに来て下さいね。


☆11/27(木) @ Grapefruit moon as NU minor
OPEN 18:30 / START 19:00 Charge: 2000yen

☆11/28(金) IN YA MELLOW TONE @ BATICA as NU minor
OPEN / START 23:00
adv. 2000yen+1d / door 2500yen+1d

☆12/16(火) TAMARIBA @ the ROOM as NU minor
Charge: Free!!!
NU minor初の投げ銭ライブ!皆寄ってらっしゃい見てらっしゃい!

☆12/21(日) details TBD as Kelpie

☆12/22(月) details TBD as Kelpie

☆12/29(火) Playground @ LOOP annex as NU minor
OPEN 16:30 / START 17:00
adv. 2600yen+1d / door 3100yen+1d

ご予約はこちらまで!
ここのところtwitterとfacebookでの更新が主になってブログの方はなおざり
読者の皆様を置き去りにしてごめんなさい。

あらやだあたし自然と踏んじゃった。やっぱぁ~リリック書くからぁ~(うるさい)

そうそしてここでいきなり(まだやるか)あたしがやってるバンド、NU minorのリリースご報告!

NU minor EP
2014/10/15発売!
NU minor EP
わかんなさすぎてやばいレコード WYN-0201 ¥1000(税別)

先週、無事発売させて頂きました~!
amazonタワレコそしてiTunes他で取り扱われてます♪


そして今週に迫りましたがそのNU minor EPのリリースパーティがあります。
本日はラストリハーサル。
the MarddiesのカマタミズキとHuman Beat BoxerのYU-DAIを迎えて。
NU minorリハの様子

見よ、このとてもリハーサル真っ最中とは思えぬユルさ。
でも出す音はタイトだぜ!(キマった)


ということで今週水曜日となりましたが、NU minor EPリリースパーティ。
the MarddiesそしてYU-DAI、DJにはTAKASHI TESHIGAWARA aka TessieそしてLuigerを迎え、
あなたの鼓膜とハートを揺らします。
是非是非お祝いに来ちゃいな。逆にお見舞いしてやるぜ(キマった)



2014/10/22(Wed)
NU minor EP Release Party@Under deer lounge

NU minor EP release party
18:30 Open / 19:30 Live Start
Adv 3000yen Door 3500yen

Live:
NU minor
the Marddies
YU-DAI

DJ:
TAKASHI TESHIGAWARA a.k.a. Tessie
Luiger


ご予約はこちらまで!