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ケルリズム

ケルピィの頭の中、公開します。

小学校6年から高校卒業まで過ごした故郷の熊本。
みなさんもうご存知とは思いますが、14日に大きな地震が発生し、
今なお余震が続き被害が拡大しています。



熊本で震度7の地震が起きて、2夜明け、地元のために、
アーティストとしてできることを考えて、基金を立ち上げました。
熊本のライブハウスやギャラリー、スタジオやクラブなど文化的な発信地への支援目的の基金です。

熊本にライブやイベントで行ったことのあるアーティストは多いと思います。
普段から折に触れて熊本出身アピールをしている私の元には、熊本に行ったよ報告や、
今回の地震では被害を心配するお気遣いのメッセージを沢山いただきました。

私ができること。
考え、一般的な復興支援や緊急支援ではなく、アートを発信できるスペースが
また営業を開始できるようにする支援をしたいと思いました。



思い出すのは2011.3.11の大地震後。ミュージシャンは無力でした。

企業CMの自粛や節電の必要性からライブやイベントは中止され、
ライフラインの確保が最優先の時ミュージシャンやアーティストは何もできないと痛感しました。
作った音楽を発信したり、チャリティーイベントを行うことはできる。
でも「今」じゃない。
私はいちアーティストとして、もどかしさを感じていました。



そして今回の熊本の大地震。
熊本でライブもできるレストランを経営する友人が上げた写真に愕然としました。
食器や棚が散乱しまくった店内や厨房。
これから余震が収まり再オープンするだけでも相当な体力がいるのに、
修繕費や再購入費はどれだけかかるんだろう…保険はきくのか…

東京からライブをしに行って、地元の人たちと繋げてくれたライブスペース。
アーティストとして何かお返しできるものはないかと思いました。

ライブハウスだけではなく、アートギャラリーや劇場、クラブやスタジオなど
文化的な発信地に復興支援は目を向けられることが少ないと思います。

でもそういう場所があるからこそ私たちアーティストは色んな人と繋がれるし、
自分たちの発信の場にもなっている。
そして、必ずそういうスペースはまた必要になる。
その時に少しでも手助けができたら。


またアーティストやパフォーマーのみならず、芸術を愛し賛同してくれる全ての方、
ご支援いただければ幸いです。
そして是非拡散してください。

https://camp-fire.jp/projects/view/6205

Artists for Kumamoto


今回Campfireさんに緊急のご対応をいただき、
早速プロジェクトを公開してもらいましたのでリンクを貼ります。


お預かりした支援金は、地元のアート団体を通じて、
また私が責任を持って直接、支援を必要とする施設の方とやりとりをして、
支援先と金額を選定していきたいと思っております。



以前、医者である父と話した時に
「お父さんはすごいね。これからも沢山人の命を救ってね」と言ったら
「うーん。医者は人の命は救えても、人の人生は救えないんだよね。
人の人生を救うのは、音楽だったり映画だったり、芸術だと思うんだよね。
だから絵美も頑張ってください!」
と言われました。頑張ります。

みんなも力を貸してください。
DJ SARASA, Brooklyn Terry(最近まではDJ Kangoも)が主催するSPEAKEASY。
数年前に友達のZabuに誘われて行ったその第一回目のパーティで、私はNew Style Hustleに出会った。



出会ったというより、知らずに死にかけた。

普段音楽に体を揺らすくらいしかしてない私は、極度の運動不足で、
走ろうもんなら1分で息が切れ、避難訓練で22階のオフィスから1階まで階段で降りたら膝が笑い、
少しでも運動しようもんならすぐに筋肉痛。

なのに。

zabuと踊り始めた私は、いつの間にか手を取られくるくる回されていた。
あたしがzabuにくるくる回されるから、
あたしたちの周りはちょっとしたサイファーの観客みたいになってて、
そのうちの一人が堪えかねず隙を狙ってzabuから私の手を奪いまたくるくる回し始めた。

やだ、あたし奪われてくるくる回ってる!




ちゃうちゃう。



どうやらあたしを当時希少な「踊れる子」と勘違いした男性たちが、ここぞとリードし始めたのだ。
その時DJで世界的なダンスチーム、elite forceのBrooklyn Terryさえ、
私の手を取って私を回し始めたのだ。
その時、Terryがしきりに私に"Let ME lead(リードは俺にさせて)"と言ってきたのを覚えてる。

リードって何!?くるくるてかこれなに!?
ちょ、くるくるちょっと、息!ハァくるくる
待ってくるくるゼェ 心臓が!ハァ


3人くらいに回されて息も絶え絶えな状態でジンジャーエールを一杯飲み干し、
肩で息をしているところに涼しい顔したzabuがまた私の手を取って回し始めた。


待って待って待って!!!
今ようやく一息つい、ゼエ待って!きゃー
くるくる


そこから数年経った今、いろんなところで頻繁にイベントが開催され、
中毒者を増やしている新しいペアダンスがこのNew Style Hustleだ。
運動不足で運動不精なあたしを踊りたいというところまで持って行ってくれるこのダンス。
男性がリードして、その動きに合わせて女性が回ったり止まったりステップを踏んだり。
会話のような、素敵なコミュニケーションのような踊りだと思う。

だから先日zabuとeriちゃんに曲を使わせてほしいとご相談いただいたときには
心が震えるほど(えぇこの歳になると会いたい以外で震えることがあるんです)嬉しかった。
しかも、決まったのは、あたしがとても大事に思っている曲、「静かな夜のように」。
この曲に合わせて二人が、移ろう春の枕詞、桜の下で踊ってくれました。
とてもとても素敵な映像ですので、是非ご覧ください。



もともとはテンポの速いハウスミュージックで踊るNew Style Hustle。
もし興味ある方いらっしゃったら、是非他の映像も見てみてください。
そして都内各所で頻繁に行われてるイベントに、是非足を運んでください。
コミュニケーションは、映像を見るだけでは取れないのでね^^
今日は高校時代の友達、太田みおのご自宅兼「lifestyle atelier MAGNOLIA」へ。


ライフスタイルのアトリエ?
いや、そもそも、わたし、なんつーか、こういう、
おしゃれですよーこんな生活、的な書籍とか出してる人、ちょっと苦手だったんです。
著名な方結構いますけど。
こだわりすぎ。
疲れそう。
そこまでやらなくても。
すぐ汚れるっしょ。
みたいな。




それが、この子のうちに一度お邪魔した時にもうどっか行きました。完全に。
だって、ちゃーんと、地に足着いた感じで、その家で、リアルな生活をしてるにおいがしたんだもの。
玄関からあたしは大はしゃぎ。ガニ股の中腰になってハンズアップして
「なにこの玄関!?なにこのドア!?なにこの洗面台!?!?なんなの!?なんでこんなに素敵なの!?ショールームなの!?ぎゃーーーー!!!!」
もうほんとにこんな感じで30分くらい家の隅々を物色しまくっては
それがそうなってる意味とかどこから買ってきたとか聞きまくる騒ぎまくる。
ほんと迷惑だったよねごめん笑


要は、ほんとに好きなものを、ほんとに必要なだけ、
自分の生活に寄り添うように置いているだけなんだな、と…
しかも別にとんでもない金持ち、ってわけでもないことであたしは完全に心を持って行かれたのです。
あたしも目指せばできる、と。

しかしそう考えるとあたしもっと削ぎ落とさな…
邪念で部屋の中が雑多としすぎてる。


初めて彼女の自宅にお邪魔したそのときは、持ち寄りパーティーで、
彼女が何品か饗してくれて、素敵なリビングで高校の友達と仕事や将来についてリアルな話をして、
「あぁ、これが素敵な大人の休日の過ごし方なんだな…」
と自分の成長ぶりを噛み締めたのを思い出します。


さてそんな彼女が前からこのご自宅兼アトリエで料理教室をしていたのを
指をくわえていつか行きたいなと見ていたわけですが、
今回告知後すぐに知ることができ、申し込んだところラッキーにも席が取れたので行ってきました。


メニューは…

春のウェルカムドリンク
トマトのムース
帆立のカルパッチョ キウイソース
りんごとカマンベールのタルティーヌ
パテ・ド・カンパーニュ
紫キャベツのマリネ
海老のトマトクリームソースのフェットチーネ
マチェドニア
バウムクーヘン
食後のコーヒー・お茶


もうさ、めっちゃ難しそうなおしゃれっぽい横文字並んでるじゃん?
やってみたらすげー簡単で笑えるくらいおいしいのよ!
(簡単なのは彼女が一流の訓練を受けながらそれを普通のスーパーで買える食材と
実生活に無理ない手順に落とし込むというスーパーアレンジ力を持っているから)


とにかくとんでもないレシピを手に入れてしまったから、わたしの前にひざまずけ胃袋たちよ!
オーッホッホッホ!
(わたしは偉くない)


今後も季節ごとにおもてなしをアレンジして教室を開くようです。
ご興味ある方は是非ブログをご覧くださいね。
http://mioliving.blogspot.jp

レッスンでは料理だけではなく、テーブルコーディネートや
おもてなしするときの心遣いなども教えてくれました。
なるほどただの料理教室ではなくライフスタイル・アトリエと言うだけあって…
料理が好きな人も、おもてなし上手になりたい方も、彼女の精神にきっとメロメロになるはずです。

なんだか素敵な大人の休日(昼編)を過ごしてきてほわっとしてるケルピィでした。

前菜3種とパテドカンパーニュ
前菜3種とパテドカンパーニュ

素敵すぎるテーブルセッティング
着いた時点でこれ。もはや一般家庭の域を超えている

海老のトマトクリームソースのフェットチーネ
筆舌に尽くしがたい体験でした


みんながこぞって人のいない料理が揃ったテーブルを撮ってるのがちょっとおもしろくてそれを更に後ろから撮るあたし(性格悪い)