昨日は配信したので今日はゆっくりした朝だったのですが、ツイッターを見ると早速こんな記事がありました。

 

僕もフェンシングは「エペ」というのを見たんですが優勝して凄いなぁと思ってました。特にフェンシングというヨーロッパ貴族の最たるイメージがあるような競技で金メダルを取るなんてすごいなぁとしか言えません、そしてフェンシングと言えばこの太田さんのイメージがありますね。多分これは僕の様にあまり知らない人でもそうだと思います。

 

でも結局時間が経てば殆どの人が忘れます、特に誹謗中傷をした側の人間はすっかり自分が行った事など忘れて「流れゆく次の時間」を楽しんで生きているでしょう。

 

僕が受けたような生々しい業界や同業者からやられた誹謗中傷とはちがってオリンピックをこんなコロナ禍で開催している事を前提とした不満がたまった中での爆発ですからそりゃある程度は仕方ないと思います。もちろんアスリートもそれは理解していたでしょうが、まさかここまでと思ったのでしょうね。

 

でも「まさかここまで」の事をするんですよ人間は・・ただそこには「バレなければ」の前提がありますがね(笑)

 

SNSというかインターネットという「軍事兵器」は人間の心理をかく乱する最も強力なツールだと20年前から僕は理解しているので、その使い方を間違えないように最初から大きな期待もせずただただ「活用」してきました。

 

何故それでも活用するかというとメリットがあるからです。

 

人間は100の賞賛に1つでも批判が混ざっていると気になるものですしそれが普通だと思います。メンタルを鍛えるといっても目には見えないものですから鍛える方法などありませんし、肉体以上にそれぞれの素養が問われると僕は思っています。育ってきた環境が一番影響が出るかと感じますが・・

 

なので、改めて思うのは「裸の王様」や「王様の耳はロバの耳」などという話を思い出しましたが、王様はそのぐらい鈍感だったり寛容だったりするから王様をやってられるんだろうなって思いました(笑)

 

とにかく今回のオリンピックは「コロナ禍」でなければここまでの問題にはならなかったということを理解した上である程度覚悟して頂くほかないと思います。そのある程度を越えているからこそこのように反論しているとおもうので、それも僕は必要だと思うし「華麗にスルー」とかいって気にしないフリするのも寧ろダサいと思ってます。そういう人ほど人には無責任に言いますが自分が当事者になったら黙ってなかったりしますしね。

 

現状を考えるとハッキリいってスポーツなんかしてる場合じゃない!と思う人もいるでしょう・・でもアスリートにも人生がかかっているので彼らのせいではないという事を認識できないほど国民の心が貧しくなってしまったのは1990年代のバブル崩壊からの失われた30年というのは経済ではなく人間の良心が失われたといっても過言ではないと思います。

Kelly SIMONZ

※今回も超絶音学塾のコラムから抜粋しました。