僕が主催している「超絶音学塾」で最も大切にしている事です。

 

なので気軽に入会してもらう必要もありませんし、むしろ僕のギターよりも常日頃から発信している「物事に取り組む姿勢や考え方」に共感してくれていれば、ギターを弾いていなくても入会してもらって結構です。そもそもギターを教えるためだけの塾ではありませんから。

 

オンラインサロンという位置づけでもなく皆で仲良く楽しくやりましょうという強請もありません。それは僕が一番好きじゃないからです(笑)・・どちらかというと一人でゆったり過ごしたい人間なので。

 

常に僕自身が発信しているのですが昨日の課外授業配信を終えて先程あさも更新したのですが、その内容を少しご覧頂こうと思います。

 

僕は超絶音学塾とまぐまぐメールマガジンだけはガチで本音を書いているのでそこに「価値」があると思っておりますので全ては紹介しませんが、もし人生に悩みがあったり何とか現状を打破したいという方はご覧頂き参考になれば幸いです。

 

Kelly SIMONZ

 

【2021年7月30日、朝の挨拶】

 

オンライン塾生のみなさんおはようございます。

 

昨日は改めて試しにパブリックのライブ配信でレッスンを試みたのですが、皆さんの発言が自由過ぎてやはりまとまりがないものになってしまいました。

 

でもこれでよくわかったと思いますが、僕が一番重要だと思っているのはは「教える側」ではなくむしろ「教わる側」の質なんです。

 

これはあらゆる事に言えますよね残念ながら。

 

オンライン塾生の●●さんがおっしゃっていた「コピーは最初だけでついつい自由にアドリブをして過ごしてきた」というのは誰しもにある問題で、おそらく絶対コピーしかしてはいけないという何らかの決まりがあったら殆どの人がギターを止めてしまうと思うのです。

 

上手下手関係なく結論としては自分が気持ち良ければいいわけで、それがアドリブなんだと思いますがいざ人前で弾くとなると億劫になるのもアドリブです。

 

そもそもアドリブの時に何を考えているのか?という質問自体が僕には驚きですし、逆にアドリブというのは0からいきなりメロディを生み出すと思っている人が意外に居るという事です。

 

僕が弾いているフレーズは全く同じではないにしろかならず「何か以前に聴いたもの」だと思います、逆に言えばそれがなければ絶対に生まれえないと思うのです。

 

しかも何百年も音楽理論は変わっておらず、音の色が違うだけで殆どのジャンルで同じ理論(基礎)を使用している訳ですからロックもブルースもフュージョンもないのです。

 

たんにストレートなメロディがロック、シンプルなものはブルース、お洒落に聴こえる(テンションノート)のがフュージョンかジャズみたいな漠然としているものに囚われて皆自分の可能性を狭めているだけなのです。

 

そこに気づいて音楽のジャンルの垣根を取り払い、全て自分の耳と感性で音を取っていくようになればそれがギターで唄えるようになるというだけの事を自分に言い訳してしまうのが人間なんですよね(笑)

 

「僕はロックしか弾けないから」という人がいてではそのロックというのはどういうものですか?という質問をすれば殆どの人は答えられないでしょう・・なのに自分をロックといっているのです。

 

それは多分ロックが一番簡単でとっかりやすく、最悪の場合無茶苦茶やっても「それがロック」という言い訳が出来るからという無意識の防御というか安心感を感じているのでしょう・・酒飲んでタバコ吸ってオンナ抱いてロック!みたいな音楽と全く関係ない事ばっかりです(この中で音楽と密接な関係があるとすれば人との出会いやコミュニケイションが音楽を豊かにする場合があるのでオンナ抱くぐらいですかね(笑))。

 

「僕の得意なものはジャズです」という人で全く勉強していない人はいませんから(笑)・・ジャズこそ自由に見えて最も制約の多い音楽なのでやはりそういう意味でも最も自由なのはロックになりますがそれは「楽」なだけで、音楽に真剣に向き合っているというよりは若干そこから逃げているとも考えられます。なのでジャズとクラシックはそういった意味でも双璧を成す最高峰なのは間違いないですね。

 

要するに以前も話し方と思いますが、音楽も勉強しないといけないのです。学校の勉強は僕も嫌いですがそれは単に「目的がはっきりしていない」からなんです・・

 

いわゆる「詰め込み教育」というやつですね。

 

「この勉強をすればこれに役立つ」とかそういう意義を明確に教えてくれればいいのですが(もちろん小学校ぐらいまでは詰め込み教育もある程度は必要だと思いますが)それが無いまま毎週5日間約5~6時間の授業を受けて、定期的にテストを受けそれで評価されるんです・・そんなのでその人の良し悪しなんてわかるんでしょうか?

 

中学生ぐらいになればネットリテラシーの事や何よりお金を稼ぐという事、納税する事に関しての方法など教えるべき事は多々あると思うのです。

 

ただ、これも教育だけでなくあらゆるものに共通していますがシステムマチックなものは往々にして「教える側」に有利なものが多く、一度制度化すると長く使えるという利点もあり教わる側は何の疑いもなくそれに従います。

 

勿論それに従わない人間は「不良」といわれることになりますから(笑)

 

そういったあらゆるシステムはこれから大きく変わっていく事になるでしょうし、変わらざるを得ないと思います。

 

だからこそ僕は「自発的かつ能動的な人間になるきっかけを作る」役割を果たす事が出来ればと考えているのです。

 

子どもの時に憧れるものに共通しているものはすべて「カッコいい」というものだと思います。

 

その背景とか地位や名声、富ではなく「(生き)様がカッコいい」と彼らの感性がそう感じるのでしょう。

 

なので教える人間は常にカッコ良くなければいけないので僕も精一杯これからもやれるだけの事をやり切ってまりいます。