ららら♪クラシック出演以降、新たに僕の事を知った方の中には結構そういう感想を頂ける方が少なくない。
というかデビュー当時から日本人とは思われてなかったけどね(笑)
それが癪に障ったのがエライバッシングも受けたけど、まぁ今となっては良い思い出だ。
僕自身、一応渡米して海外での活動も体感してきたし、なにより小さい頃から慣れ親しんだ洋楽という独特な音楽に身を染めてきたので、別に違和感もないし日本人らしさとか逆に日本人らしくなさ?等は分からない。
でも僕が個人的に感じてきたものはやはりセンス的なものになるけ、ど「聴こえている音」がそもそも違うのではないかと思っていた。
視覚もそうだけど瞳の色で見えているカラーが若干違うともいわれているし、映画にしたって洋画と邦画では若干色味の加減もちがっていたりした(したというのは今や別にどこの国の人が制作しているかなど分からないしデジタルになってあらゆるものが数値化されているので感覚とはまた違ったものになっていると思う)気がするけど、音はやはり言語によっても聴こえている周波数が違うと思うので、それは確実にあると思っている。
僕が一番気にしている事は、やはり渡米して感じた「勢い」の部分・・これは音というよりも雰囲気になるけど、圧倒的に海外の連中は気持ちが前面に出ているし「俺の演奏を聴きやがれ!」という気迫が込められているように感じる。
なので間違いもクソも関係なくガンガン攻めてくる・・間違いすら気づかないほどに攻められるという感じ。
一方日本ではセオリーを重視するが故に丁寧かつ綺麗に演奏することを無意識に重視して「お客様に聴いて頂く」的な感覚が上手な人であればあるほど感じられる・・チキンばっかり練習してチキン野郎になってしまい、イイ感じのフレーズばかり上手くなっていざという時シンプルかつストレートに攻められなくなってしまう人を数多く見てきました(笑)
日本でガンガン攻めているのはそもそも楽器を鳴らせていないがゆえに勢いだけで誤魔化すタイプの人だ(笑)
アメリカのトッププレイヤーはやっぱり楽器を自在に操る上にガンガン攻める気迫を持ち得ている。それはやっぱり失敗という結果が別に大したものではなく失敗こそ成功につながると考えているし、オーディエンスもそういう風には受け止めていない(というかホントに聴いてんのかよっていうぐらい勝手に盛り上がっている人も少なくないのでそれはをそれで何とも言えない・・)。
やっぱりコロナ禍の問題の一つである自粛警察的なものが日本の国全体を覆っていて目に見えない同調圧力に屈することなく行動できるかが大きな差なのではないかと思う訳です。
日本にはライブ会場にもそういう類の人が沢山いて例えば
CDと同じ演奏が出来ているかだけを比較する
→CD比較警察
歌や楽器の音程がはずれていないかをチェックする
→ピッチ警察
まぁそもそも一億総評論家ならではの気質があるので皆がメディアの批評家のようになってしまうのも仕方のない事です。
でも結局彼らは一体何を楽しんでるのか本末転倒な人が少なくない。
というわけで、僕がなぜ日本人離れしているといわれるのか・・
それは
チョーキングのピッチコントロール、リズムギターの切り込むスピード、音の揺らし方など・・すべてが技術というよりは耳とセンスで行っているモノばかりです。
特に自信があるのはチョーキングの立ち上がりの早さには物凄いこだわりもあるし、敢えて手前の音程から弦を引っ張り上げる事で狙った音程まで上げてバチッと止めて音程を安定化させさらにそれを破壊的に揺らす行為(チョーキングヴィブラートといいます)は僕の最も自信のあるテクニックです。
これは迷いがあっては実現しません。
上手くやろうというスケベ根性があってはダメなんです(笑)
というわけでお判りいただけましたでしょうか?
正直僕も全くこんな事は考えてもなかったのですが帰国してから色々な人に色々な感想を頂いた結果「なるほど」という感じで纏まってきたのでまだまだいろいろあありますが・・今の所一番自信のあるテクニックは?と聞かれたら
ベンド(チョーキング)からのヴィブラートです。
大したことないように思われるでしょうが、これは本当に勇気と経験がなければ人に伝わる差が実感させられないので、世界どこへ行っても伝わるようにするには相当極めないといけないのです😎
という事になるという事は以後お見知りおきをお願いします。
Kelly SIMONZ
