【Sign Of The Times(1998)】

1998年2月、自主製作CDとしてリリース、1000枚のファーストプレスは一週間足らずで完売し一年を通して1万枚のセールスを記録・・というわけで今聴いても熱いものがある。3年ほどバイトで貯めた資金を元手に家賃5万のアパートに引っ越して機材を購入しほぼ一年間誰にも会わずレコーディングに没頭したあの頃を今こそ思い出すべきかと思う・・

【Silent Scream(1999)】

翌年、ロードランナーレコードよりメジャーデビューしたこの作品はやりたい事を詰め込んだ結果「何がしたいか分からない」と当時の閉鎖的なヘヴィメタルというジャンルを選んでしまった自分を後悔してしまったが、TIMEなどリスナーには非常に高い評価を受けたのでやりたい事をして良かったと20年経った今でも悔いはない。

【The Rule Of Rigjt(2002)】

メジャーデビューして印税生活・・とはいかず現実を突きつけられた結果自主製作に逆戻りはしたもののフィンランドのライオンミュージックから世界同時リリースとなったこのアルバムのお陰で未だに欧米のファンが居る事もいち早くやり過ぎたが長く活動してきた中でも「Now Your Turn」という曲をマークボールズに唄ってもらった事で信念を貫き通す事が大切だと実感できた。

【The Bsst Of KellySIMONZ'sBLIND FAITH(2008)】

僕の人生を物語る『OPUS#1』が収録されているベスト盤、もともとOPUS#1はボーナストラックのようなものだったけど今は僕自身のトレードマークソングとなりました。同じくこのアルバムにしか収録されていないRONSDO KSV007も必殺ソングです(笑)

【MyFavorite Songs(2009)】

ちょっと何かアルバムを作らないと‥と言う理由で一人で全部作った作品(笑)・・って実はここまでのアルバムはほぼすべての作業を一人でこなしています。数曲ベースを弾いてもらった以外は全てが僕の作詞作曲アレンジ演奏レコーディングミックスという究極のハイパーマルチミュージシャンという事で・・このアルバムに関してはシンガーとしてのバラエティを押し出したつもりですが、ヘヴィメタルの世界では僕の歌は「弱い」と批評される事が少なくなくとても残念に思いましたが、やはり僕には確かなリスナーが存在するお陰でこの作品もとても評価が高くアコースティックが好きな人には特に好まれました。

【BLIND FAITH(2014)】

大雪の中レコーディングした思い出がいちばん残っている(笑)、現在のラインナップになって初めてレコーディングしたキングレコードよりメジャーリリース第一弾!・・レコーディング自体あまりに久しぶりだったのとバンドでのレコーディングというもの自体初めてだったので手探りで行ったため色々な課題は残ったものの、またもや楽曲の幅広さ?に賛否はあるものの僕自身は満足いく「復活ののろし」となりました。

【AT THE GATES OF A NEW WORLD(2015)】

ライブ活動も活発になりメンバーの息もあってきたと事で間髪入れずにリリースした作品は特に2013年に亡くなった父の事をテーマにした曲が多く、前作よりもバンドサウンドらしさが出せたように思う。個人的にはオープニングの流れは今までにないスピードとドラマ性を持たせたことでファンの間でも特に人気があり、新世界への扉を感じさせる作品が出来たと自負している。

【HOLY WITNTER(2015)】

これまた企画もので勢いで一気に作り上げた作品、というか一年内に2枚とは今はもう考えらえない(笑)・・ホント酷使していたなぁと思う。でもBGMとしても非常に人気があり冬になればかけているという声をよく聞くので嬉しい限りです。

【OVERTURE OF DESTRUCTION(2017)】

このアルバムはレコーディイングに際し体調を大幅に崩し、リリースタイミングも2回ほど遅らせるという思いで深すぎる作品。オープニングとなるRoad To Destructionに至ってはマスター納品一か月前までなかった曲だし、全身全霊で振り絞った楽曲と最終的に楽曲が足りないと感じたため、ずっと温めてきたClose Your EyesやYou're My Loveなどのバラードをあまり作品のイメージに合わないかと思いつつ強引に収録したものの、やはり人気のあるものになったので収録してよかったと思う・・基本的に楽曲はストックせず一気に仕上げるタイプなので、まぁ色々辛かったもののクオリティの高い作品が出来たと思うし、リズム隊の技量も円熟味を増し、サウンドもかなりタイトになったと思う。

 

【超絶ギタリスト養成ギプスシリーズ】

2009年から出版した新たな「教則本」というジャンルは音楽学校の講師を辞めて丁度出版したので学校で教える事はなかったが、2011年から始めた楽器店でのセミナーは僕の新しいファンを大いに獲得できたと思うし、とにかく「何事も依頼されたものは断らず出来るだけのことを精一杯やる」というスタンスのお陰で20年以上の音楽活動を続けてこられたと思っています。

 

 

 

そして最後に絶対欠かせない曲がやはりコレでしょう・・

この曲は「ケンガンアシュラ」の闘技曲にも採用されてより広まりました。

 

ホントに嬉しい事です、プロデューサーの高梨さんに感謝ですね✨

 

というわけで僕は正直多作ではありませんが、駄作は一枚も一曲もないと言い切れるだけの拘りは持ってきたので来年からもよりクオリティの高い悔いのない楽曲を生み出していきたいと思っています。

 

2021年、やれるだけのことをやる一年にすべく色々な活動を考えて居りますのでお楽しみに。

 

という訳でファンの皆様は今一度是非年の瀬に僕の作品をじっくりお聴き頂けると幸いですお願いチョキドキドキ

 

今年もお世話になりました、というわけで皆さん!

 

良いお年を✨