The NEW ERAを発売決定したシグネイチャーギターODYSSEYで弾いてみました。

半年間のライブなどで使用した実績を基にフィードバックし遂に完成した「ケリーサイモン・オデッセイ」がいよいよ5月10日より大阪にて開催されるサウンドメッセ、レッドハウスギターブースに登場します。http://sound-messe.com/

現状このオデッセイをメインに4種類のカラーをラインナップの予定、リバースヘッドやローズネックなどケリーが使用する予定のあらゆるスペックに対応いたします。

発売を記念して5月12日(日)サウンドメッセにケリー本人が来場予定ですので是非皆さんも直接彼にギターの詳細など質問してみては如何でしょう?(デモンストレーションなどのイベントはありませんので予めご了承ください。)

Red House Guitarに関してはこちらをご覧ください↓
https://www.red-house1484.com/

そして本日『令和』を記念してこの新曲のショートバージョンの原曲、カラオケと譜面をパックにしたデータを一か月間無料プレゼントいたします。

欲しい!という方はこちらのリンクよりDLしてくださいね✨

僕がこの曲に込めた思いは、もはやギターのテクニックは信じられないほど進化し、昭和の時代に比べ平成の時代には子供や女性などでもとても上手なプレイヤーが存在しています。特に僕がギターを始めたころはガールズバンドは希少なものでしたが、テクニカルな女性ギタリストも普通に存在するようにになり、男は言うまでもなくハイパークレイジーな領域へ達しておりもはやギターを弾く人ですら理解できないレベルに達していると思います。

しかしテクニックというものは結局、聴く人のみならずギターをプレイする人それぞれにとって必要かが重要であるという事を改めて考えさせられたのです。

ちょっとしたショートムービーで途轍もないインパクトを放つプレイヤーが世界には沢山存在します。動画再生回数も驚くほどの数で僕なんかは足元にも及びませんが、それだけでミュージシャンとして活動できるのかといったらそれは別なんです、一時期『熊蜂の飛行』を速く弾くことでギネスの記録を打ち立てたギタリストがいましたが、あの頃から技術というものはある意味びっくり人間というか音楽には必ずしも必要なものでは無いのだと改めて認識させられた、そんな思いがします。

僕が思う音楽(楽曲)を表現する際にエレキギターに最も重要なテクニックはサウンドをコントロールするミュート、ピッチを操るチョーキング(ベンド)&ヴィブラートという僕にとって最も重要である3種の神器を駆使した曲をという思いで作曲しました。これこそが僕が誇れるテクニックだけを凝縮した曲といえます。

新しいものは何一つなく1970年代から1980年代全半に存在する技術ですが、『ロックギターが一番輝かしかった時代のテクニック』こそが世代を問わず人に訴えかけるエレキギターのトーンだと感じているので、その時代を継承する人間としてこれからも新しいものを取り入れながらもしっかりと「いいメロディ」を「いい音」で伝えられるようなシンプルな楽曲を生み出していきたいと思っています。

結局僕が20年間音楽を続けられた大きな要因がまさにこの部分にあることは自分自身で確信しておりますので、引き続き皆さんを楽しませられるような楽曲とトーンを創造し続けていけるよう精進して参ります。

Kelly SIMONZ