去年は殆ど行っておりませんでしたが今年から平日の空いた時間を利用して、徐々にプライベートレッスンを増やしております。

というのもこちらのレッスン募集ページも書いてありますが、

 

『プロアマの境界線が曖昧な多種多様な時代において僕なりのギタープレイのみならず、レコーディングや作曲などあらゆる部分でアドヴァイス出来る事があるのではないかと思い、今回再開する事を決意しました。』

 

というのが大きな理由です。

 

というのも僕はいわゆる音楽プロダクションなどには今まで一度jも所属したことがありません、アメリカにいた時にエージェントに少し世話になりましたが、そこでもいろいろなトラブルがあり自分には向いていないと考えたからです。

 

基本的にはそういった日本でいう事務所に所属すれば安定した収入が得られるのですが、活動の制約もかなり出てきます。どちらか自分に向いているかを判断し先ずはそういった事を決めなければいけないのは音楽であっても仕事ですから仕方ない事ですね。

 

20年前ぐらいは今のような現状は考えられなかったので、当然プロと言えば「どこの事務所?」という話になるのですが、僕は全く変わらないスタンスで自由なインディペンデントな活動をしている中でもメジャーリリースもコンスタントに行っております。昔では考えられなかったことだと思います。

 

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あとYOUTUBEなどの誰もが参加できる上に大衆にアピールできメディアがなかったため、テレビに出たりPVを作って人目に付くところで流して貰う事が最も重要だった時代に比べ、今や自宅で撮影した経費の掛からない動画でも話題になればあっという間に有名人になれたりします。それを持続するには当然何らかの自分が持つ特別の能力が必要になるのですが・・

※最初にアップしたこの動画はゲイリームーアの検索では常にトップに上がってくるようになりました。

 

僕が10代の頃は情報は音楽雑誌が全てでした、特にハードロックというメインストリームではない音楽ジャンルはそれに特化したギター雑誌などの情報が全てであり、完全にうのみにしていましたから・・だから「プロは間違えない」と思っていましたし、間違うようなギターを弾いていればプロにはなれないと信じていました・・だから僕には無理だと思ってました(笑)

 

※お陰様でヤングギターでも取り上げてもらえるようになりました。

 

ところがライブに足を運ぶとやはり人間というか自分の耳が肥えてくると色々な現実が見えてきて、そこから自分に可能性を感じだしたのです(笑)・・とにかく経験を積むことが大切だ!と思いライブを沢山やりました。  

未だにライブ配信などを突然やっているのも有料とか無料とかそういった部分が重要ではなく自分自身の意識を高めるためという目的が重要であり、直接目の前に人がいない状態でも「見られている」という意識をするだけでかなりの緊張感を得られます。しっかり演奏しなければという気持ちは常に持っていたいので何度もやり直せる収録とライブ配信との違いを理解しているからこそ行っているのです。

 

というわけで僕が楽器の上達に最も必要なポイントを挙げさせてもらうとすれば、

 

・明確な課題を見つける。

・それを定期的に第三者の前で披露する。

 

この2点に尽きるのです、特にこの第三者というのは厳しいチェックをしてくれる人の方がよりプレッシャーがかかります。この人に見せ(聴かせ)なければいけない!!頑張らねば!!という気持ちになれる人です。

 

僕が音楽学校の講師をしていた時は少なくともその役割を果たせていたと思っていますし、今も一人でも何十人でもレッスンの形態は変わりません。

 

物事を達成するときに必要なものは「ハッキリとした目標」です。コレがなければ人間何もしません(笑)基本何もなければ何もしたくないのが本音ですから・・ただ音楽などはそもそも仕事ではなく趣向であって自分が楽しめそうだからやるわけですから、これもまた辛くなるとやめてしまうわけです(笑)でも辞める理由が結局「やりたいことができなかったから」という事になります。

 

やりたい事が出来なかった理由の多くが、自分自身ではそのやりたい事を達成するためのプロセスが見つからなかったという理由が殆どでしょう・・もちろん誰もがやりたい事を出来る訳ではないのも事実ですが、その理由を見つけて改善するのが僕の仕事だと思っているのです。

 

僕のレッスンはそういった明確な目標があって行っています、何でも教えるとかではなく基本「やりたい事を達成するためのお手伝い」だけです。だからこそ極力人数は少ない方が良いので、マンツーマン形式をとるためにプライベートレッスンを行っているのです。

そうなると「僕は全然弾けないのでケリーさんの前では緊張する」とか「僕のレベルだとケリーさんに習うのはおこがましい」と毎度毎度のお約束パターンになるのですが、それは全く逆だと思います。僕は常に気持ちは初心者であり自分が上手いなどと思った事はほとんどありません・・もちろんたまに「やるなぁ」とか「今日はイケてるな」と思う事がありますが、そう思った時は大抵ダメになることを分かっているので初心を忘れないようにしています。

 

でも普段の生活においてそれだけプレッシャーを感じる事はなかなかでしょうし(笑)、当たり前ですが僕は自分なりに色んな工夫をして沢山の経験を積んでこれまで音楽で身を立ててきた人間ですから、ただお話しするだけでも十分なにかを伝える事が出来る、そう思っています。

 

なので真剣に上手くなりたい、上手くなって心から音楽を楽しみたいと思っている方は是非ご相談ください。

 

老若男女問わず真剣な人を受け付けておりますので、是非連絡心よりお待ちしております。

 

Kelly SIMONZ