僕はカヴァーは自分がやりたいものはやっていますが、いわゆるセッションでよくやるような曲をあまりやって来ていないので、ハードロックといえばパープル&レインボーは定番ですが、カヴァーをするなら自分がやりたいものを全部コンプレックスすればいいだけだと思い曲を書くことが結構あります。

 

個人的に70~80年代でハードロックといわれるもののカッコイイ要素は全てやり尽くされているので、今からつくると確実に亜流になります。要するに何かに影響を受けているという事です。それでも自分らしさを少しでも出そうとミュージシャン・作曲家は誰もが努力しています。

 

だから「これ○○みたいだ」とか「○○のパクリだ」などという言葉は全く心のないチリのようなものだと軽くスルーしています。何故なら、誰もが皆そんな簡単でチンケな言葉で片付けられるほど作曲家は適当に作っていないからです。

 

この曲はレインボウの総てを詰め込んでよりカッコよく僕にしか無い要素を詰め込んだのですがまさかの「Rat Race」というコメントが有り、インペリテリとの共通点を突っ込まれるとは夢にも思いませんでした、Road To Ruinならまだしも(笑)

 

インペリテリは最初イングヴェイとレインボウのミックスでしたが一時エクストリームファンクで失敗した後、イングヴェイよりラウドネス的なリフメインの楽曲で再ブレイクしたと思います。なので僕自身最も強い影響を受けている「ラウドネス」と「イングヴェイ」を足せばインペリテリになるのは仕方ないと思いますが、この曲はどう考えてもレインボウなのでコメントした方の楽曲に対する勉強が足りないと思いますね。

 

この曲に仮題をつけるとしたら「Kill The Gates Of King Surrender」だと思います(笑)

歴史を覆すことは出来ませんが、やはり芸術家の真価が問われるのはいつの時代もこの世を去ってから人間性や性格などではなく純粋に「作品」だけで評価される事なのだと思います。

 

だから僕は何かに似ていてもそれは当たり前なのでソレ以上にカッコイイ楽曲をこれからも書き残していきたいと思います。