「演奏するとき緊張しませんか?」という質問がありますが緊張しない演奏など人に見せる事が失礼だと思います。皆さんが言っているのは緊張ではなく失敗を恐れる恐怖心ではないかと思います。いつでも演奏するときには「適度な緊張感」は大切だと思いますので勘違いせず練習に励みましょう。」

昨日ツイッターでかいたこのつぶやきが沢山の皆さんに共感を得たようで何よりです。


楽器を演奏する際において「脱力」という言葉も最近はよく使われるようになりましたが、これもまた基本楽器演奏が上手くできない人の多くが「力みすぎ」という事もあって使われるのであって決して力を抜いて演奏するという意味ではないと思います。

適所に力を使うというか、必要なときにしっかり力をいれそれ以外を自由(脱力)にするという感覚だと思います。


緊張すると体が強張るのですが、フィジカルな緊張とメンタルな緊張はまた別の問題だという事です。


もちろん両方連動するものではありますが、それこそが練習を重ねて乗り越えるしかない部分ですので最初から近道やコツなどを求めないほうがいいと思います。


たまたま上手くいった人と失敗を含め沢山の経験をしてきた人では音の説得力が違います。


失敗を繰り返すといったらあまりよくない表現かもしれませんが、そもそも上手くやろうという考え方が間違っていますのでそれぞれによく考えてみてください。


今日の実力は昨日までの自分・・という事です。


まぁなにより楽しむ事が一番の「良い緊張感」が得られる方法だと思います音譜
Kelly SIMONZ