サイレント・スクリーム/インディーズ・メーカー

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Sign Of The Timesに続き翌年念願のメジャーデビューを果たしたこのアルバムはやはり今もなお個人的にはベストな作品になります音譜

もちろん楽曲はすべて自分の子供のようだから優劣はつけがたいとよく言われますが、自分はこの作品の楽曲というより作品自体のクオリティに自信を持っているので1999年にこの作品をロードランナーという海外のギタリストにあこがれる人間なら誰もが知っているレーベルからリリース出来たという事も含めて最高だった事を今もなおはっきりと覚えています。

ケリーサイモンだからこそ拘った英詞でのグルーヴやタイム感を凝縮させることが出来たし、細かいアレンジ一つ一つにAORのムードを漂わせながら王道のクラシカルアレンジを織り込むという完璧に個性が発揮できた作品である事を胸を張っていえます。

まぁ正直「時に恵まれなかった」といえばそれまでですが、やはり作品を遺すという事をその時流にのった流行ものではなくその何十年先を見越したものであれば決して色あせないと信じてやってきた思いは今も変わりありません。

一人で活動していたため様々な憶測で自由に語られてきましたが(最近になってようやくウィキペディアが出来ました(笑))、そんな事以上に自分の拘りを捨てることや長いものに巻かれて自分らしさを抑えることに比べたらなんてこともありませんでしたし、この時代があったからこそ今もメジャーリリースに関係なく自分の好きなものだけ好きなように出来ているスタンスを築くことが出来たと思っています。

結局信念とは自分自身をどれだけ信じられるかに尽きると思います。人の信頼は必ず後で付いてくると信じて前へ進むのはとても難しいことでしたが、人の道をはずさない生き方さえしていれば必ず理解されると信じてきましたから。

このアルバムは成毛さんから頂いたFLIP5000で全てレコーディングしたという事も非常に感慨深いものとなりました。彼の意志も確実にこのアルバムに存在させることが出来たと思っています。

最近知ったという方には是非一番聴いて頂きたい作品です、よろしくチョキ