昨日制作主要メンバーによる打ち合わせでかなり固まって参りましたので、引き続きカスタムブースターの続報と詳細をお伝えしておきます。


今回いきなりですが4機種のラインナップでスタートさせます。
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※右がKSサークルロゴマークのフラッグシップモデル、左がデザイン共通の3種類になる予定です

当然全てブースターですが、フラッグシップモデル1機種と、それに搭載される3つのモードをさらに特化させた3機種という住み分けになります。

一応型番(仮)で説明すると、

※KS-ODX
最上位機種、厳選したBLSクリーン、808ノーマル、HRDハイゲイン3種類のトーンを全て搭載したモデル。LEDもモードにより3種類の色に変化し視認性も高いハイグレードモデル。3種類の音に関しては下記のそれぞれのペダルを参考にして頂ければと思います。
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※KS-BLS
主にブルースをプレイする際に必要なフルレンジの歪を基調とし、ピッキングタッチのセンスを損なわずニュアンスをしっかり出しながらも、図太いコシのあるサウンドを実現。モード切替によりレンジ幅とゲインを調整可能。

※KS-808
自身TS9やTS808を永く愛用してきたので、もっとも使いやすいモデルにしました。
チューブスクリーマーは既にオリジナルよりも改造されたものが有名だったりしますが、それならさらに必要なパーツだけを使用する事によりさらに原音に忠実なトーンが得られると考え開発しました。モードスイッチによりレンジ幅の切り替えが出来、人気のあるFulltoneのオーヴァードライブサウンドに近いモードも用意しました。

※KS-HRD
自身もっとも必要としているモデルです。ハードロック・ヘヴィメタルにおいてチューブスクリーマーはどうしてもゲイン設定が低いため、アンプでのゲイン調整が必要だったのですが、アンプはクリーンクランチが好みなのでペダルのゲインはとても重要な課題でした。チューブスクリーマーの改造モデルもいくつか使用してきましたが、どうしてもミドルレンジをさらに持ち上げると聴感上の抜けが悪く感じたりする事が多く、今回のモデルはミドルを中心としながらもズバリストレートに全体を持ち上げるゲイン設定にしました。KS-808と比較するとかなりハイゲインに感じると思いますが、今の時代においては必要なゲインだと考えています、あとゲインにマージンを確保する事で極力ローノイズである事にも拘りました。3モードにはハイパスフィルターを搭載し、LOWの出具合いが調整できます。これはライブに置いてあらゆる会場で必要な分だけ低音をコントロール出来る様に考えました。


まだまだ説明し足りませんが、はっきりいって実際に自分で使わなければ解らないでしょうし、幾ら言葉で説明しても伝え切れません。ただ個人ブランドの場合全国何処でも商品が置いてあり、試奏出来る分けではないのでまさにケリーサイモンに対する信頼しかありません。さらに金額的にも昨今のブティック市場においてはかなり値段幅も広く、基準となる価格はありません。その中に置いては可能な限り「この程度なら納得いく」という価格にしたいと考えております。


これから音楽活動をするに辺り、自分自身は楽曲も制作もさらにはギター以外の楽器もこなすので全く問題はありませんが、Yosukeの様にドラマーであったりいわゆる楽器を演奏する事を主として活動していく人間にとっては、こういった楽器を生み出すアイデアは音楽活動を続けていくに辺り非常に重要な要素の一つになっていくと考えています。

もちろん広告塔はオレですから、モノが完成し次第色んな面白いアイデアでこの商品を紹介して行きたいと思います。

現段階ではモックアップとプロトタイプのみ存在しますが、今月末に正式に完成させて8月から量産に入ります。その状況を見て8月中旬~下旬から注文を受け付けたいと考えておりますので、是非楽しみにお待ち頂ければ幸いです。

9月以降楽器店やセミナーでも販売していきますので、実際に試奏して頂く事も可能になります。

「お洒落は足元から・・」をコンセプトにこれからもサウンドのみならずクールなデザインのモデルを提供していきたいと考えておりますので、どうぞ宜しく!!

当然ですが、ブースターのみならず他のラインナップもガンガンいきますからね(笑)