少し間が空きましたが、最終日は打ち合わせのみだったので比較的ゆっくりと出来るはずでした・・

まずはリットーの担当者S氏と池袋で打ち合わせ、年内にもう一発予定している例の本の最終ツメも無事終了、あとは収録日に向けて全力で弾きまくるのみとなりました。

それももうそろそろケツに火がパチパチ爆弾とつきだした頃なので頑張ります☆

そして・・

残すは来年ライブを行う事が正式に決まった東京キネマ倶楽部の内覧に行くだけになったのです。

場所は鶯谷、まぁ東京の人ならご存知の場所でしょう・・大阪人に分かりやすくいえば京橋十三のニオヒがする場所という感じです・・あとお年よりも沢山居てホームに下りた瞬間からペースが穏やかになりました(笑)

JRの駅からなんと、ほぼ1分でたどり着けるこの東京キネマ倶楽部は、隣にあるダンスホールがShall We Dance?で使用された事で有名らしいです・・建物自体そのダンスホールとパチンコ店ぐらいのみで成り立っているため専用入り口に専用エレベーターが2基ありお客さんの出入りも楽だなぁと感じました。

そもそも本来知っている人なら、オレがマトモな営業活動などをあまりしない(全然といっても過言ではない・・)人間だと言う事を知っている人は意外に思うかもしれませんが、今回のこの企画は東京キネマ倶楽部さんからの依頼だったのです。今年の夏前ぐらいに一通のイベンター屋さんからのメールがオレのところに届きまして、是非コンタクトを取りたい方が居るという事を知り、たどり着いたのがこの東京キネマ倶楽部の責任者だったのです。

オレは今までライブはプロモーターやスポンサーをつけたことが無いのでどうしていいのかあまり分からず(まぁ要するに事務所に所属していないので全部自分ひとりでやってきたからです)、このキャパはオレにはデカ過ぎると一度目はお断りに近いメールを送ったのですが、彼らの気持ちはそこではなく「作り手が共に感動するライブを行いたい」という趣旨の基でオレの数々のライブ動画は彼らの心を掴んだようなのです・・

まさずっとkobbyとそれを信じてやってきた身としては涙が出そうでしたよ・・ちょうど一年ちょっと前にあったなんばロケッツでのライブでオレとkobbyは確信を得たのです、機材が安く手に入る時代だからこそ徹底的にハイクオリティに拘った映像をYOUTUBEでアップし続ければ必ず道が開けるのではないかと・・その後超絶ギタリスト養成ギプスシリーズの映像を収録するに当たり、彼の後輩ドクターと医学生達が参加、チームドクターズになり一年が過ぎてその医学生は本物のドクターになりました(笑)、彼らは本当に忙しい合間を縫ってオレのライブの撮影をしてくれています。

今回発売したDVDも実際ほとんどのスタッフは夕方まで通常に病院勤務をして2時間ぶっ通しでカメラマンをやっているわけです・・ドクターならではの精神力のタフさがここでも生かされるわけです。

kobbyは医学部に入るまえからオレについてきてはや12年になるわけです・・今回のキネマ倶楽部からの提案で今までの歴史を集大成させるようなライブにしたいと仰ってくれたので、まさにオレとkobbyの集大成でもあるなぁと感慨深いものでした。

もちろん
YOUTUBEも最初から上手くいっていたわけではありません、吉本新喜劇並みの超御約束批判(まぁ批判にもならない低レベルなものですが)は沢山あったし、不愉快な思いもありましたが殆どが映像のインパクトに衝撃を受ける内容でした・・オレは世の中いいものはいいと思いますが、はっきりいっていいものっていうだけで知られるにはメディアの力を使わないと不可能な事は理解しています。だからこそいいものというよりは圧倒的なものが必要だと思っているのです。

その部分に置いてスピードは武器になるし表現力も映像に置いては大きな力になります。もともとライブプレイヤーなんでいすに座って大人しく上手さを競っているレベルの動画には興味がありません。ライブで如何に派手に魅せ付けるか・・オレの憧れた人たちは皆そうですからね。

ある程度曲順を決めていたのも、予め資料をいただければ全力でサポートすると言ってくれたからなのです。このハコをみてオレは自分の曲を想像しワクワクしました・・きっとファンの皆さんも同じ気持ちでしょう。

今のところ細かい部分は詰めて行きますが、最高のライブの為にスタッフや機材関係には全力で力を注ごうと思っています、ココで手を抜くわけには行かないなと・・その分チケットなどもあまりお安くは出来ないと思いますが努力はします。あとオレ自身もうちのメンバーも音楽学校に関係しているのでその関連学校の学生には特別料金を設定したい事も伝えました、今回は僅かながらでもこれからのプレイヤー達に希望になるようなことをしたいと思っています。

オレがテレビに出ている有名人や誰よりも高崎晃に憧れたのは「信念を貫いて海外に通用している人」だからでした、正直音楽性とかそんなものより大きいのです。そしてオレが教えてきた学生達はオレにそういったものを見出しているからこそ、有名なギタリスト達ではなくオレを支持しているのだと思っています。はっきりいって今の時代ああいう黄金時代にくらべると過酷で情報統制も出来ない、完全に「超実力主義」だと思ってます、昔はメディアで話題になればなんとかなったわけですから。

オレは今までずっと生まれた時代が間違ったと思っていたりした部分もありましたが、こんな時代だからこそ生まれてきたんだと思えるような出来事が数年前から起こり出し、ついに来年こうして自分の今までの流れを大きく変えそうなチャンスがやってきました。

というわけでずっとこんなオレを応援してくれた人たちと共に絶対に成功させたいと思っています。

ライブは映像では伝わらないものが実際何倍もあると思います、kobbyたちが収録してくれている映像は素晴らしいですがそれの何倍もある事は実に来た人にしか分かりません。今回YO-KOはオヤスミしますが、その結果として当時から共に苦労したメンバーと一緒にやる事になったのも何かの縁だと思っています。圭介にとってはブラインドフェイス復帰がこのライブになりますから気合と共に緊張もしているでしょうが、実力にかんしてはもう何の問題も無い2人なのでオレは楽しみしかありません。

オレの魂を燃焼する姿を是非生で見て聴いて感じていただければと思っています。

このライブに関しては随時報告しながら、前のブログコメントでも書いていただいたようにフライヤーが完成した際には、希望していただいた方に希望枚数を発送させていただくシステムも考えているので、またその時には是非とも宜しくです☆

デビュー当時オレはなぜ自分がこんなに批判されるのか全くわかりませんでした・・でも良く考えてみたら答えはただ1つだと思います。

羨ましいんだろうなと・・じゃなければオレの事なんて相手にする必要が無いんですよ。実際女性でそういったコメントをする人はいませんからね・・良くも悪くも野郎ドモには大人気だということです(苦笑)。

多分オレのバランスのよさに嫉妬するんでしょうね~とでも言っておきますよホント(苦笑)

東京キネマ倶楽部の方にも少しそういった話をしたのですが、彼自身オレとほぼ同期で同じギターキッズの時代を歩んできた人なのです、その彼がギタリストを検索した最初に見たのがオレだったそうです(笑)そして最初にオレをみてしまったので結局オレに白羽の矢がたったわけですが(苦笑)。

「僕らの世代なら絶対みんなケリーさんのようになりたかったはずですよ」

そうなんだろうなぁ・・オレは周りに一切目もくれず自分がなりたいものに懸命に突進してきたから分からないけど、良く考えるとみんなそうなんだろうなと思いました。

だって14歳からギター初めてずっとその気持ちのまま今こうしてこんな舞台に立てるチャンスが来たんですからね・・しかも回りは音楽関係者ではなく全員素人集団ですよ。

だからカチンとくる人もいるんでしょうが・・まぁもうどうでもいいことです。

世の中やったもの勝ちである事はこの十数年で痛いほど分かりました。

言うだけで何もやらない人、やっても言い訳ばっかりの人、人の事ばっかりいってる人。

それだけにはなりたくないのです。

いわゆる「おいしい話」も蹴り、権力者に媚びず、自分の力を勘違いしている野郎ドモを粉砕する事ばっかり考えてきました(笑)・・そりゃねアンタ・・

売れるはずが無いですよ(苦笑)

でも時代は加速度を増し変化しています・・逆風だった風が少しずつ追い風になってきたのがここ数年ですかね。

どれだけ足引っ張られても何されてもオレは全く変わらずやってこられました、そこには沢山の応援してくれる人たちが居たからです。

是非とも皆さんに恩返しさせてください、ブラインドフェイスの楽曲は歌いながら弾くには過酷なものが多く、フルライブになると精神肉体共に完全に破壊される事になると思いますが、いまから懸命に体を作って望みますので楽しみにしていてくださいね。

自分に革命を起こしたいと思っています☆



長い間御付き合いいただき誠にありがとうゴザイマス(文章がね・・)。